果実の暖かさとボリュームを感じるヴィオニエらしいキュヴェ。アプリコットや桃などのトロピカルなニュアンスが前面にでています。
コート・デュ・ローヌのアルデッシュ地方、Valvigneres村にマス・ダントラスはあります。現当主はドニ・ロバートと従兄弟であるセバスチャン・プラダルの2人で、代々4世紀以上にわたってこの村につづく家系です。
1950年代、彼らの両親は村の農協に葡萄を売っていましたが、1980年に自身のカーヴを建築し、マス・ダントラスをスタートさせました。現在は22区画に分かれた計23ヘクタールの畑を所有しグルナッシュ、シラー、カリニャン、カベルネソーヴィニヨン、ソーヴィニヨンブラン、ヴィオニエなどを栽培しています。
地球、そして地域の環境の為に徐々に除草剤等の使用を減らし、2009年には完全に使用をやめ有機栽培、現在はビオディナミ栽培を取り入れています。
畑の作業はできるだけ人の手によって行い、ボルドー液の使用も可能な限り回数を減らしています。
マス・ダントラスでは自然な栽培や醸造を考えの中心におき、ある程度の近代的な方法も取り入れバランスよく美味しいワインを造り上げています。その味わいはのど越しナチュラルで果実味たっぷり、そして爽やかなテイストで、なおかつ安定感のある綺麗な仕上がりとなっています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス コート・デュ・ローヌ アルデッシュ地方
[タイプ]白・辛口
[品種]ヴィオニエ100%
[アルコール度数]14%
[土壌]粘土石灰質
[ワイン造りについて]SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]コート・デュ・ローヌ アルデッシュ地方 ヴァルヴィニエール村
[所有畑]23ha
[栽培]有機栽培、現在はビオディナミ栽培
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。