オリヴィエのお気に入りの区画。ワイン名は「赤い丸」という意味、葡萄の実を意味しています。
ラベルの赤色は軽やかでフルーティーでスイスイ飲むワインをイメージです。
フレッシュで瑞々しい苺や野苺などの赤い果実味で、緻密なスパイス感と綺麗な酸味があり、とても柔らかい口当たりです。オリヴィエの人柄をそのまま表したような親しみやすく、真っ直ぐな味わいです。
2014年にオリヴィエ・コエンが立ち上げたレ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエは、すでにラングドックの自然派ワインに欠かせない存在となっています。
大学時代、法律を学びながらニースの人気自然派カーヴ、ラ・パー・デ・ザンジュで働いていたオリヴィエは、その後いくつかの生産者たちから栽培、醸造を学び、3年後、自分のドメーヌを立ち上げました。
ワインが美味しいのはもちろんですが、底抜けに明るい性格もまた魅力で彼の周りにはいつも人が集まってしまう、まさに太陽のような存在として自然派ワインの世界を盛り上げています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス・ラングドック
[タイプ]赤・辛口
[品種]グルナッシュ50%、サンソー50%、少量のアラモン(グルナッシュは樹齢45年、その他は樹齢10年以下の若木)
[土壌]粘土石灰質
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]
手摘みによる収穫後、自然酵母にて全房のままの葡萄を品種ごとに1週間のマセラシオン・カルボニック。全て圧搾した後ブレンド。その後、グラスファイバータンク(70%)+フードル樽(30%)の割合で熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・ラングドック
[生産者]オリヴィエ・コエン
[設立年]2014年
[栽培方法]ビオロジック
[所有畑]7.5ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2025.5月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)

親しみやすさ抜群
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓二日目に飲みました。
極淡ガーネット色。
引き締まったキュッとした香り。ラズベリーのさっぱり感にストロベリーのふくよかさ。加えてブルーベリーの香りに誘われます。
芯のある骨格がしっかりしたワインだと、口に含んだ瞬間に感じます。酸がしっかりとあるので整っています。舌の上ではタンニンを感じるものの、アフターはさらりとして逆に軽快な印象にいざなわれます。
全体的には柔らかさがあり、親しみやすく心地よいワインです。