“こころみシリーズ”は可能な限りベストなワインを造ろうという私たちの新しい試みです。異なる畑の様々なブドウを使用したこの限定発売プログラム。この私たちの“試み”をぜひお試しください。
この「こころみシリーズ2022雲の時間 茜」は、北海道のピノ・ノワールが主体です。ラズベリーやチェリーなどのフルーツにオークの甘さ、スパイスと土っぽさが感じられる香りに非常に繊細で滑らかな口当たり。ベリー系フルーツの甘酸っぱさとほのかなオークの風味が一体となって、初めから最後まで余韻が続きます。
色は紫をがかったルビー。香りはラズベリーやチェリーのフルーツにオークの甘さ、スパイス
と土っぽさが感じられる。口中はとても滑らかな口当たりで非常に繊細。ベリー系フルーツの
甘酸っぱさとほのかなオークの風味が一体となって初めから最後まで続いていきます。
イチゴとベビーリーフのサラダ、コックオーヴァン、ブラウンマッシュルームのアヒージョ、足利産トマトとトリッパの煮込み、焼き子持ちししゃも、花ズッキーニのサルシッチャ詰め、
ラザニア(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[ブドウ産地]北海道余市、山梨県甲州市塩山、山形県上山
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノ・ノワール83%、ノートン7%、レゲント4%、タナ2%、アルモノワール1%、プティ・マンサン1%、その他2%
[アルコール度数]12%
[醸造について]熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗。ステンレスタンクに入れ低温状態から徐々に野生酵母にて醗酵。渋みを出しすぎないようルモンタージュ、約2~3週間醸した後プレス。木樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)オークの木樽で約12~13か月熟成。ブレンド後、無清澄・無濾過でビン詰。 残糖2.0g/L
■ワイナリー情報
[所在地]栃木県足利市
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾
2025.2月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)

茜雲の繊細なグラデーションを彷彿
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓2日目に飲みました。
深みのあるルビー色。
ラズベリーの瑞々しいチャーミングな香りとブルーベリーの深みのある香りが混ざり合って立ち上ります。スイーティーの柑橘系のさっぱりとした香りも感じます。
生き生きとした酸味が広がり深みのある果実感と相まってキュートなイメージ。
日本ワインに感じる繊細さが現れています。
色味としては茜色よりもずっと赤みを帯びていますが、茜雲の繊細なグラデーションとワインの繊細さがオーバーラップするチャーミングな1本です。