桃や白い花のような華やかな香りと、梨をかじった時のように溢れる果実味が癖になる味わいです。アペリティフから食中、食後にデザートと共に、もちろんこのワイン単体でも十分に楽しんでいただけるペティヤンです。喉のかわきを一瞬で潤してくれます!
2013年9月、メゾン・ブリュレはミッシェル・オジェから新オーナーポール・ジレが全てを継承しました。
ポール・ジレはアルザスでカーヴィストとして自然派ワインと出会い、その後アルゼンチンなどでレストラン経営の後フランスに戻り、シュレールとメゾン・ブリュレの両蔵元でブドウ栽培、ワイン造りを経験。その真摯な姿を見てミッシェル・オジェはメゾン・ブリュレを彼に継承させたそうです。
今まで同様ビオディナミ栽培にて同じキュヴェを造りますが、新しく3キュヴェを追加しました。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方トゥーレーヌ
[タイプ]泡・白・辛口
[品種]ソーヴィニヨン・ブラン100%(樹齢30年)
[アルコール度数]11.5%
[醸造について]房まるごとプレス機にかけ、果汁のみをファイバータンクにて発酵。発酵途中のものを瓶詰して、その後12か月間の瓶内発酵をしたもの。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[所在地]フランス ロワール地方トゥーレーヌ
[現当主]ポール・ジレ
[継承年]2013年
[栽培方法]ビオディナミ(エコセール、デメター認証取得)
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2021.3月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
あっという間にグラスが空になる!旨味たっぷりの万能ペティアン♡
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓当日、午前中に試飲しました!
うっすらと濁りのあるイエロー。泡立ちは思っていたよりもしっかり。
和の柑橘類、八朔、文旦などの香り、出汁、ヨーグルトドリンクのようなマイルドな雰囲気もあります。
今回はしっかり冷やしたワインを試飲しています。にもかかわらず、旨味、ちょうどいい残糖感、バランスの良い酸味、味わいの複雑性を感じることができました。
ソーヴィニヨン・ブランの個性のひとつ、グリーンの香りは見当たらず、爽やかさとコク、溌剌とした調和のとれた酸が印象的。思わず2杯目を注ごうとして、ボトルに手が伸びました。
ワインだけでもゴクゴク飲んでしまいそうですが、お惣菜や前菜、飲茶などがあったら更にペースが加速します。暖かくなってきたこの季節、明るいうちから開けたいペティアンです♪

【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白
【苦手】飲み疲れするような重いワイン
抜栓当日に試飲しました。
やや濁りのあるレモンイエロー。洋梨やリンゴのフルーツ感いっぱいの甘やかな香りと白いお花の香りが広がります。
味わいも蜜がいっぱいのリンゴや桃を頬張ったようなフルーツ感に、ほっとする優しい甘みと、最後の余韻に旨味を含んだ苦味を少しだけ感じます。口に含んだ時の泡立ちもきめ細かく優しい甘みと相まって癒される美味しさです。
ワインだけでもすいすいと飲み進めてしまいそうですが、モッツァレラチーズやブッラータ、フロマージュ・フレのようなフレッシュチーズとの相性は抜群だと思います。
お肉なら、豚肉をソテーしたものに、フルーツのソースを合わせるように合わせてみたいです。