キュヴェ名は「(子供同士が)ふざげあって叩き合う」という意味。
淡いサーモンピンクの外観。非常にフレッシュでキレのある赤系ベリーの香りが立ち上り、小粒のストロベリー、クランベリーやアセロラ、ザクロの様な小気味良いフレッシュな香りに心が踊ります。時間の経過とともにに薔薇の様な集中したフローラルさや、フレッシュはタイムやローズマリーのハーブの香りなども感じられるようになります。
味わいは、フレッシュで小粒な果実のニュアンスと、美しいミネラルを感じられ、美しい酸が食欲をそそります。南仏品種で造られているロゼとは思えない軽やかさが心地良く、ピノっぽい魅惑的なニュアンスも感じられます。ワイン単体でも食事と合わせても抜群の相性を魅せる、これからの暑くなってくる時期に最高のロゼで、フレッシュさとちょっとしたスパイシーさが魅力です。
セラーの温度より冷やし目で飲むことをオススメします。
南仏のカルカッソンヌとなるボンのちょうど中間にあるデュルバン=コルビエール村に本拠地を構えています。
マキシム・マニョンはディジョンの醸造学校で学んだ後、シャンパーニュのアンセロム・セロスやボジョレーのジャン・フォワイヤール等、各地の一流生産者の元で修業を重ねました。
2002年に長年の夢を叶え、自身のドメーヌを持つことに。この畑はシスト土壌と表面に石灰に覆われた恵まれた土地で、標高も高く、南でありながらエレガントなワインが出来る素晴らしいテロワールを持っています。
ワイン造りとはとにかく葡萄からスタートするというマキシムは畑での作業に最も神経を使っています。極力大型重機を使用したくない彼は、牛や馬、羊の放牧と言った動物の飼育をしつつ、動物を使った畑作業にも力を入れています。動物たちが、畑の下草を食べたり、剪定前の枝や葉を食べてくれるという、ブドウ栽培に自然の循環を取り入れる農法を取り入れています。そして,ワイン造りを行う上で彼が重要視している点として、葡萄は全てゴブレ仕立てで栽培し、全てのキュヴェで全房発酵、醸造時に酸化防止剤無添加を徹底しています。
「僕は南仏でボジョレーを造るようにワインを生み出したいんだ」とマキシムは語ります。ただ濃いだけの南仏とは訳が違うマキシムのワイン。今後更に進化していくことでしょう。(インポーター資料より)
※このワインには蝋封が使用されています。
■ワイン情報
[産地]フランス ラングドック地方
[タイプ]ロゼ・辛口
[品種]グルナッシュ ノワール40%、サンソー40%、カリニャン10%、シラー10%(平均樹齢80年)
[アルコール度数]13%
[土壌]粘土石灰質
[醸造について]低温で発酵させ、土着酵母を使用。セニエで造られており、フリーランジュースのみ使用。タンクで約10か月間熟成。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ラングドック地方
[生産者]マキシム・マニョン
[栽培方法]自然農法
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。