ピエール=オリヴィエ・ボノームより2022年の新酒が入荷しました!
ワイナリーのあるモンティ村の近所でピエール(ボノムとは別人)というおじいさんが栽培するソーヴィニョン・ブラン。アルコール度数は13パーセントで、リッチな果実味と骨格のある味筋です。
ピエール・オリヴィエはまだ学生だった2003年にティエリー・ピュズラの元で収穫をした縁で、ワイン造りに興味を持ち、その後も収穫には通い、正式にワイナリーの一員にもなり、数年間の経験を経て、ティエリーとともに、ネゴシアン部門「EURLピュズラ・ボノム」を設立しました。
そして2014年、ドメーヌへの専念を決意したティエリー・ピュズラから、ワイナリーを受け継ぐこととなります。原料となるブドウは買いブドウが大半を占めるが、醸造は野生酵母のみで赤、白ともに一部木樽発酵も併用。亜硫酸は醸造時は無添加、瓶詰め時のみ20mg/L前後にとどめます。
ソーヴィニョン・ブランやガメイ以外の、地品種も多く手掛け、手に取りやすい価格と果実味を活かした味わいで、広く親しまれています。ちなみに、母体となったネゴシアン「EURLピュズラ・ボノーム」は、ロワールで有機栽培を行う農家から、慣例よりも高値でブドウを買い、さらにワインの収益を栽培家に還元するという画期的な生産サイクルを確立し、そのモデルにより、このエリアでフランスの他地域に先駆けて真摯なビオロジック栽培が広がり、定着した一つの原動力になったと、高く評価されています。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール
[タイプ]白・辛口
[品種]ソーヴィニヨン・ブラン100%
[アルコール度数]13%
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ロワール
[所有畑]7ha(自社畑)
[栽培方法]ビオロジック(1997 年、カリテ・フランス認証取得)
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※過去のヴィンテージのコメントになります。
2022.2月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
”ランチタイムから楽しめる、軽やか濁り白ワイン!”
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓翌日に試飲しました。
ほんのり濁りのある淡いイエロー。洋梨、すりおろしりんご、薄めの乳酸飲料の香り。
口あたりやわらかで瑞々しく旨味のある果実味、青りんごをかじったような酸味が心地よいです。ソーヴィニヨン・ブランのグリンノートは感じませんが、フレッシュでキレのある酸味がソーヴィニヨンらしいと思いました。新酒ですが、酒質に落ち着きがありバランスも整っていますよ。
ランチタイムから気軽に楽しめる軽やかな白ワインで、きゅうりやサーモンを使ったサンドイッチや、魚のマリネのピンチョスをつまみにゴクゴク飲みたいです。

【好き】 辛口・甘口問わず、綺麗な酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン
抜栓後すぐに試飲しました。
色調は淡くうす濁りのイエロー。
青りんごやライムのようなさわやかな香り。
口に含むと、フレッシュな酸と軽やかで瑞々しい果実感が感じられて、やはり新酒ならではの印象を持ちました。全体的にはわりとドライですっきりとまとまっているので、気軽にアペリティフとしてもスイスイと楽しめそうです。
お料理は春野菜の天ぷらや貝類のレモンマリネなどとさっぱりと合わせてみたいです。

【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白
【苦手】飲み疲れするような重いワイン
抜栓直後に試飲しました。
薄濁りのレモンイエロー。爽やかな色合いのエチケットに薄濁りの僅かにピチピチとした液体っていうだけで大好きなワインの予感です。
レモン、青りんご、ハーブの爽やかな香りに少し鉱物的な香りがアクセントになっています。
注いだ時のピチピチとした感じはすぐに抜けます。味わいは、酸、ミネラル、塩味がありフレッシュで溌剌として新酒らしさ満載です。
レモンサワー好きは絶対に好きな味わいです(笑)
白子ポン酢やレモンをキュっと絞った生牡蠣と一緒に飲みたいです。あとは、枝豆や塩の焼鳥など。
完全に居酒屋メニューですね...。