2020年VTが初醸造で、それまではロンブル・デュ・レザンにブレンドにしていた高樹齢のガメイで、マセレーションの期間と瓶詰までの熟成期間が長い赤ワイン。鉄っぽさを伴った、黒い果実味で、砂地由来のきめ細かなタンニン。

2017年に試験的にワインを造り、公式には2018年がコラン・アレックスにとっての初醸造となります。ブドウ栽培の前は、薬草や果実の栽培をしていましたが、引退する農家からビオロジックで栽培されていた畑を譲り受けました。畑を手に入れた2015年からの3年間は農業職業訓練校時代からの親友である、アントナン・アゾーニ（ル・レザン・エ・ランジュ）にブドウを販売していました。ル・レザン・エ・ランジュへブドウを売りつつ、醸造を手伝いながら、ワイン造りを習得。 年間数千本からの出発でしたが、少しずつ設備の購入とセラーの整備をすすめ、2020年VTからはほとんどのブドウを自社で醸造。醸造はル・レザン・エ・ランジュのメトードのやり方を受け継いで、亜硫酸無添加、石油化学由来の製品を使用せず、瓶詰。 ワイナリー名のアン・ブラン・リーブル（自由な藁）には、農民とは藁のようにしなやかで、曲がることはあっても折れはせず、既存の社会に対して、独立した自由な生きるという思いを込めているそうです。 （インポーター資料より）

■ワイン情報
[産地]フランス　ローヌ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ100%（植樹1978年頃）
[土壌]シスト土壌、砂が多く含まれる
[アルコール度数]12％
[醸造について]2週間マセレーション、ステンレスタンクで9か月間熟、SO2（亜硫酸塩）無添加

■ドメーヌ情報
[産地]フランス　ローヌ
[生産者]コラン・アレックス
[栽培方法]ビオロジック　

酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩（酸化防止剤）含有」と表記されている場合があります。