土着品種が25種類以上混ざる混植単一区画の中から、モスカテルのみを選び4か月マセラシオンしたオレンジワイン。
過度な抽出感は一切なく、果皮の旨みを余すことなく詰め込んだエキス感が感動的です。
やや濁りのオレンジ色の外観で、夏みかんの様な爽やかな香り。
涼やかなミネラル感にキリっとした酸が心地よく涼しげです。
幼い時から祖父が畑で作業するのを見ていた生産者ティアゴは、当時から明確にぶどう栽培、ワイン造りをしたいと強く思っていました。普通の高校に行く傍ら、農業専門校を並行履修。大学でも栽培・醸造、さらには農業エンジニアを勉強しました。
その後オレゴンで5年栽培・醸造経験を積み博士号を獲得。満を持して、2007年にポルトガル・ドウロへ帰り、祖父母が大切に守ってきた畑を自社畑として復活させました。
フォリアス・デ・バコとは『バッカス神の楽しい宴』という意味です。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]ポルトガル ドウロ
[タイプ]オレンジ・辛口
[品種]モスカテル・ガレゴ
[アルコール度数]10.5%
[土壌]シスト土壌、花崗岩質土壌
[醸造について]全房でセメントタンクで4か月マセラシオン。1月末にプレス、タンクで再度寝かせ、2月末瓶詰め。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]ポルトガル ドウロ
[生産者]ティアゴ・サンパイオ
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。