「こことあるシリーズ2021シャルドネ」は、2021年の暑い夏を過ごした余市産シャルドネ100%の白ワインです。
熟したピーチとパイナップルのトーン、リッチで丸みのあるフィニッシュ。北海道余市の木村農園と荒農園収穫されたシャルドネ各々素晴らしい葡萄で、北海道の魅力を表現した白ワインになりました。
醸造は岩見沢の10Rワイナリーで行いました。
香りはグレープフルーツやシトラス、洋梨の果実に、はちみつやトマト、フェンネル、干し草など。味わいはさわやかな酸とフレッシュな果実味を感じ、余韻に香ばしさやほろ苦さを感じます。
料理との相性は、かぼちゃのブルーテ、ウドのお浸し、栗きんとん、キノコのバターホイル焼き、エビとパクチーの生春巻き、太刀魚の白焼き、牡蠣のシーフードカレー、ミートボールのクリーム煮、豚バラ肉のコンフィなどです。(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[産地]北海道余市町、木村農園、荒農園
[醸造場所]北海道岩見沢市(10Rワイナリー)
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ100%
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]全房プレス。36時間後にデブルバージュし、フレンチオークの新樽ドゥミ・ニュイ40%とステンレスタンク60%に澱引き。16℃〜20℃の中温で1.5か月間、野生酵母による醗酵。醗酵後、澱とともに 6か月間熟成。ブレンドのためにステンレスタンクに澱引き。無濾過でビン詰め
■ワイナリー情報
[所在地]栃木県足利市
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾
2023.5月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
心地の良いふくよかさ
【ティスティングメモより】
【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓二日後に飲みました。
透明感のあるレモンイエロー。きれいです。
青りんごの香りがふわっと爽やかに吹いてきます。グレープフルーツの皮やパイナップルに加えて、ジャスミンのような白くて小さな花のほんのりと甘やかな香りがやってきます。ミントの清涼感ある感じもします。
味わいは、しっかりとした酸味にトロピカルフルーツのジューシーさがふくよかさや厚みを感じさせてくれます。少しミルキーであったり乳酸菌飲料のニュアンスもあり、全体としてとてもまとまりのあるワインです。
アフターにある適度な苦みが引き締め役で、余韻は長いです。
若鳥のクリーム煮のようなお料理が合いそうです。