明るいガーネットの色調、赤果実とほんのりバニラ香、クリーンなアタックにピュアなエキス感、タンニンと骨格のある酸が心地良いアフターへ誘います。
ブルイィに生まれたパトリックは1985年にマルセル・ラピエールのヌーヴォーを飲んでとてもショックを受け、ワイン造りの学校に入りました。その後、1986~1988年までマルセル・ラピエールの所でワイン造りを一緒に行いました。まだロワールでもナチュラルワインが広まっていない時です。そして幻のオノノロスト、ジュール・ショベにマルセル・ラピエール達と一緒に直接ワイン造りを学びました。
その後、マコンなどで経験を積み、1996年にお父様の畑を引き継ぎワイン造りをスタートさせました。長年、化学肥料を使用していた畑なので、最初は畑を無農薬に変える事から始めようとしましたが始めはオーナーの承諾が得られず、困難を極めたそうです。その後、少しずつ無農薬に切り替えていきました。
彼のワイン醸造の方法は説明するまでもありません。何も何も入れないシンプルな限りなくピュアーなワインです。今まで紹介されなかったのが不思議なワインです。百聞は一見に如かず、是非飲んで下さい。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ボージョレ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ100%(平均樹齢50年)
[土壌]花崗岩
[アルコール度数]13%
[醸造]2 か月間マセラシオンカルボニック後、液体のみを他に移し残った果皮等はプレス(デキュヴェ)、220Lの木樽で90日間発酵
(マロラクティック発酵あり) 220Lの木樽で9 か月間熟成 無清澄、無ろ過 SO2(亜硫酸塩)無添加
■ワイナリー情報
[本拠地]フランス ボージョレ ブルイィ
[設立]1996年
[所有畑]3ha
[栽培方法]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2020.10月上旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
ガメラーさん必飲!バラや沈丁花のようなフローラルな香りにうっとり♡エレガントなガメイ!
【ティスティングメモより】
【好き】 酸とミネラルもしっかりある薄甘白ワインが大好物。 マセラシオンしたバランスのいいワインも好き。
【苦手】 苦みが強いワイン&石油香は×
抜栓後すぐに試飲しました。
バラや沈丁花のような品の良いフローラルな香りとフランボワーズのコンフィチュールや紅茶の茶葉のような芳醇な香りが広がります。
ドライローズやフランボワーズのコンフィチュールのような凝縮した果実味を感じながらも飲み心地はスムーズでエレガントなのでしっとりとした印象。秋から冬にゆっくりと飲みたい1本です。
鴨の治部煮など和のお肉料理と合うのではないかと思いました。