複数河川の合流点にある丘陵地の水はけ良く深い土壌を有する区画の樹齢116年のピノドニスで造るトップキュヴェ。淡いルビー色、練乳イチゴの甘い香りやアニスやジンジャーのアロマ、エキス含む口あたりに高めの酸がバランスを整え奥には旨味の存在感、シルキーなテクスチャーがアフターまで続きます。
100年を数える高樹齢ピノドニス無添加醸造が生み出す自然な旨味 !
植物学研究者であったルノーは2003年に、奥様の実家の農場に移り家業の農場経営を継ぐことを決意しました。 近辺のAOCコトー・デュ・ロワールのエリアにはポテンシャルの高いブドウ畑が荒れ果てた状態で放置されている状況を見て好奇心に火がつきました。
そこで2004から2005年にかけてディジョンでブドウ栽培および醸造学を体感し習得した上で、ロワールに戻りこの地でヴィニロンとしてのスタートを切りました。現在6haのビオロジック 栽培のブドウ畑をたった一人で真剣に見つめ続けています。
情熱込めて丁寧に育てたブドウが良く熟するのを待って手摘み収穫、自生酵母のみでの自然醗酵。白はプレスの後、木樽で醗酵熟成。赤は時 にはマセラシオン・カルボニックを行いつつ、基本的には樽内で醗酵熟成。シュールリー状態で熟成は最低でも12か月間は続きます。 ルノーは樹齢100年近くにもなる古木の地ブドウ・ピノドニスをこよなく愛しています。
収穫したブドウを地中に掘られたカーブの木樽に入れてからはほとんど手を加えることなく自然に任せて呼吸をさせてあげます。ワインはその間自由 に生き続け自然のままの豊かな旨みを醸し出します。 (インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノドニス100%(平均樹齢116年)
[土壌]石灰上の粘土 シレックス
[アルコール度数]13%
[醸造について]20日間醸し後、水平式プレス機でプレス。木製開放桶で発酵。古樽でマロラクティック発酵後、そのまま24か月シュールリー熟成。無濾過・無清澄 SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]ロワール地方トゥーレーヌ
[生産者]ルノー・ゲティエ
[設立]2004年
[所有畑]6ha
[栽培]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。