白い花、ミカンなど柑橘類の風味が穏やかでエレガント。酸は穏やかで優しさに溢れた他にない魅力に満ちたワイン。
ドメーヌ・ベリュアールは、モンブランの麓、標高450mというアルプスの高地に位置する特異なドメーヌ。
この地エーズAyseは22あるサヴォワのクリュの1つでサヴォワの僅か2%に過ぎない。
しかしこのクリュの特徴は固有品種グランジェGringet!しかもグランジェは、ローマ人がぶどうを持ち込む前からここでされていた固有種とみなされている。グランジェは世界でもサヴォワでしか栽培されておらず、栽培面積は僅か22ha。10haからなるベリュアールは、最も重要な栽培グランジェの栽培家と云えよう。
1947年父が果樹園を切り開きぶどうに植え替えたことにより設立されたこのドメーヌは、現在ドミニクにより取り仕切られている。
1988年ドメーヌを受継いだドニミクは、従来の化学物質を使用した農業ではぶどうの樹の成長がうまくいかないことに気付き、ビオディナミに転換。そして、澄み切ったまさにアルプスそのものの味わいのワインを世に送り出している。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス サヴォワ
[タイプ]白・辛口
[品種]グランジェ100%
[土壌]アルプス山塊の石灰の石、氷河期の黄色泥炭土
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]野生酵母にて発酵、100%は卵形のセメントタンクにて熟成
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス サヴォワ
[継承年]1988年
[生産者]ドミニク・ベリュアール
[栽培]ビオディナミ農法
[所有畑]10ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。 2019.6月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
モンブランの麓、標高450mというアルプスの高地に位置する特異なドメーヌの白ワイン!
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後すぐに試飲しました。
開けたては香りや味わいがおとなしい。
塩味、レモンキャンディー、ミネラルを感じます。
酸味が強め、果実味やアルコールが控えめですがバランスがとてもよく、奥行きがある味わいです。
華やかさに欠けますが魅力的で癖になる白ワイン、グランジェ種!
今飲んでも、熟成させてもGood!!