ぶどうを房丸のまま発酵させ、じっくり醸すことにより果皮に含まれている色と旨みを洩れなく抽出。熟した苺の風味に溢れるチャーミングな味わいのこのワインは、彼女の名前ルーシーのあだ名リュリュと命名された。
ガローヴァンは、2010年にセドリック・ガローにより設立された、全く新しいドメーヌだ。
ボルドー・リブルヌのワイン学校でぶどう栽培・ワイン醸造を履修した後、1年ニュージーランドのワイン生産者で実践を積み、翌年はアイルランドで英語の勉強をしながらレストランで働くなど、幅広い体験をしてきた。 父が シャトー・ドゥ・ブルイユで働いており元々この地の出身だった彼は、10年以上ビオにて栽培されていた2.2haの理想的なぶどう畑を手に入れ、このドメーヌを設立した。 以来、栽培や醸造に必要な器具を少しずつ揃え、醸造所を造り、収穫したぶどうを置く場所を新設してきた。
そして、2012年には収量の低いと ても優れたグロロを植えた。3haの畑から僅か8000本のワインを産する小さいドメーヌにすぎないが、セドリックは美しいアンジュの魅力を最大限表現するため、自然なぶどうから亜硫酸を極力使用せず、区画ごとの味わいを表現するためブレンドせず、区画ごとにキュヴェを造る。 また、志を同じくする若手アンジュの生産者(オリビエ・クザンの息子、トマ・ブタン、その他)らとグループをつくり、互いに研鑽し、新しいアンジュの魅力を伝える活動も精力的 に行っている。 美味しいワインを日々求め続けている。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方
[タイプ]赤
[品種]カベルネ・ソーヴィニョン
[土壌]
[アルコール度数]13%
[醸造方法]ぶどうを房丸のまま発酵、マセラシオン。 SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[設立]2010年
[所有畑]3ha
[栽培方法]ビオロジック農法
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。