2021は酸があり凝縮したヴィンテージ。白のヴィナッチャの比率が増えたことも関係し、これまで以上に素晴らしい飲み心地。これまでのリフレッソローズィの中で、間違いなく一番のクオリティを持ったヴィンテージです。
緻密に考えられたバランスと複雑さ、奥に見える土地の強い個性。トレンティーノという厳しい環境に向き合い続けた最高の造り手ロヴェレートから北へ5kmほど、piccolo dolomiti(小さなドロミテ渓谷)と呼ばれている渓谷の間に広がるマルツェミーノのブドウ畑。反面、少し山に入れば、石灰岩、砂、険しい斜面に包まれたブドウ畑が広がっている。それぞれの環境、栽培、品種、数えきれないほどの実践と検証を繰り返してきたエウジェニオ。カベルネやメルローの持つ本質、マルツェミーノが見せる素直さ、そしてノジオーラの新しい可能性。醸造においても同じ、彼の探究心の強さには絶句してしまう。マセレーション(果皮浸漬)の意義、野生酵母による醗酵とその効果、熟成による変化。すべての意味を追求する彼のたどり着いた答えは、とてもシンプルなものだということ。これからの変容と兆しを感じる造り手。
(インポーター資料より)
※このワインには王冠が使用されています。
■ワイン情報
[産地]イタリア トレンティーノ=アルト アディジェ州
[タイプ]ロゼ・辛口
[品種]マルツェミーノ、メルロー、カベルネ ソーヴィニヨン
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]黒ブドウより醸造したロゼに、白ブドウの果皮を加えて1か月のマセレーション。
■ドメーヌ情報
[本拠地]イタリア トレンティーノ=アルト アディジェ州
[所有畑]樹齢20年前後の畑
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。