多くの自然派ワイン生産者に影響を与えたマルセル・ラピエールの定番中の定番ワインであり多くの人に親しまれ、自然派ワインを扱うあらゆるビストロやショップで取り扱われています。
酷暑だった2018年、2019年とは違い、過熟感よりも本来の持ち味であるバランスの取れた芯の強いガメイと言うスタイル。照りのあるクリアで明るいルビー色。非常にフレッシュな仕上がりで、ちょっとクリスプを感じます。小粒な赤系ベリー香りが立ち昇り、次第に花畑にいるかの様なフローラルな香りに包まれます。
ここ数年のヴィンテージで顕著だった過熟した果実主体の味わいではなく、気持ちのいい小粒のフルーツと酸が全体を支えている見事なバランスを感じられる仕上がり。フレッシュで瑞々しい果実を感じられるプルンプルンな質感で、ゆっくりと身体に溶け込むかのように染みていきます。
まだまだ若々しい印象ですが、柔らかくも芯のある果実と見事なミネラル、太い酸がバランスよく感じられる2020年のモルゴン。10年以上は問題なく熟成するポテンシャルも魅力な必飲の1本です。(インポーター資料より)
※このワインには蝋封が使用されています。ワインオープナーのスクリュー部分を直接差し込み、引き上げるとスムーズに開けられます。
■ワイン情報
[産地]フランス ボージョレ地方モルゴン村
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ100%
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ボージョレ モルゴン
[収穫]完全な手作業
[栽培方法]1981年からビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2022.1月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
エレガントな味わいに感動!!
【ティスティングメモより】
【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン 、揮発酸
【苦手】 タンニン強めのワイン
抜栓直後に試飲しました。
フレッシュなイチゴ、ラズベリー、もぎたてのブルーベリーの香り。
外観は透き通っています。輝きもありとても綺麗です!
飲んでみると、色は薄いですが、コクがあります。
ベリージャムのタルトの様な少し香ばしいニュアンスも一瞬感じます。
タンニンは紅茶のアールグレイの様に柔らかいです。
今回の2020年ヴィンテージは全てのバランスが整っていて非常にエレガントでピュア。
毎回美味しいなと思いながら飲んでいますが、ここまでおいしさに感動したのは久しぶりです!
実はインポーターさんから抜栓1週間後のこのワインの試飲していたんですが、
果実感が増していました!1週間と聞くとワインがへこたれるイメージの方も多いかと思いますが、このワインは1週間以上状態を保つことができ、より良い変化をすること間違いなし!
食事は以外にも焼いた白子とかに合いそうですね。
個人的に2本ほど購入しておこうかなと企んでいます(笑)