淡いオレンジを帯びたイエローの外観、カリンや黄桃の香り、ピュアでなめらかなアタック、甘味・酸味・苦味のバランスが整っています。

土と緑をこよなく愛するナイスガイ
アンディ・マンは1990年生まれの現在29歳(2019年6月時点)。ラインヘッセンの南西、西隣のワイン生産地ナーエとの境界にほど近い人口450人ほどの小さな村エッケルスハイムにワイナリーはあります。実家はなんと300年前から続く複合農家、ブドウ造りの他に穀物や野菜を作り牧畜業も代々行ってきました。ワイン造りを中心としたのは彼の父の代からで現在畑は10haあります。
『ラインヘッセンの畑のエネルギーをボトルに詰め込み、それを世界中の人に味わってほしいんだ。その為の最初のステップは畑をよく観察し理解すること、その畑の個性を見つけ理解することが重要で、畑と友達になることなんだ。』と土壌や自然への話が始まると、HOTな一面が顔を出します。どのようにブドウと接すればよいか、全て必要なことは畑が教えてくれるといいます。
ワインを造るうえで最も大事なことは土壌の生物多様性を最大限に活性化させ、緑と微生物に溢れた畑を作ること、それこそがブドウそのものの個性を真に表現する真っ直ぐな道だといいます。
添加物を入れず酸化防止剤の使用を抑えた輝くナチュラルワインを造る唯一の道だともいいます。
畑の生物多様性や自然な循環は、自分たちの生活を豊かにするヒントでもあり、人間の人生にも当てはまるはずだと信じているアンディ・マン。それら全ては畑が教えてくれたことであり、自分がこれから作るワインでその精神を表現し皆へささやかなHappyを届けたいと。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]ドイツ ラインヘッセン
[タイプ]白・辛口
[品種]グラウブルグンダー100%(平均樹齢25年)
[土壌]石灰
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]50%除梗、数日醸し50%直接圧搾し木製タンクとステンレスタンクで発酵、そのままシュールリー熟成 SO2(亜硫酸塩)無添加 無濾過・無清澄
■ドメーヌ情報
[本拠地]ドイツ ラインヘッセン
[生産者]アンディ・マン
[栽培方法]ビオロジック
[所有畑]10ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。