今まではコンティ一族でトゥール・デ・ジャンドル名義でワインをリリースしてきましたが、2021年からコンティ家の兄弟2人が彼ら名義の畑を引継ぎ新ドメーヌとして独立しました。
今回リリースするペティアン・ナチュレルとラ・ヴィーニュ・ダルベールはドメーヌ・アルベール・ドゥ・コンティ名義でのリリースとなりました。
淡い金色の外観で細かい泡立ち。
ミネラリーで硬質感のあるレモンサイダーの香りで、爽やかな印象です。口に広がる清々しく元気の良くクリーミィな泡、レモンスカッシュやグレープフルーツ的な爽やかさ、軽やかさのある味わいです。
抜栓時に噴く感じではありませんが、ややブクブクするので、すぐグラスに注ぐことをおススメします。
1920年代にイタリアからフランスに移住してきた家族で、農家と牧場(馬)で生計をたててきました。第3世代にあたるLucさんが80年代から徐々に葡萄栽培を始め、1990年に従兄弟が合流して現在の家族経営スタイルになりました。94年からビオ栽培に挑戦、05年に全葡萄畑のビオ化、07年にSO2無添加の醸造に挑戦、11年に大樽醸造開始、13年にアンフォラ醸造挑戦、14年にSO2無添加のワインを初リリースといった歩みを経ています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス 南西地方ベルジュラック
[タイプ]微発泡・白・辛口
[品種]ソーヴィニョンブラン70%、シュナンブラン30%
[アルコール度数]11.5%
[醸造について]自然酵母発酵 アンセストラル方式 SO2(亜硫酸)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス 南西地方 ベルジュラック
[栽培方法]有機農法・手摘み
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2021.9月中旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
ラベルに騙されるな!
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓後すぐに飲みました。
うっすらとピンクがかった淡い麦わら色。
さっと注いだら細かな泡がグラスの上まで泡立ちます。慌てて注いだ自分に反省です。
香りは熟したリンゴ、洋ナシのニュアンス、金木犀にミントのスーッとした感じも。少し時間が経つとほんのりとべっこう飴もでてきました。ずっと細かい泡が立ち上っていますが、口に含んだ感じはプチプチ感はあまり強くありません。さわやかで程よい酸味が心地よく広がります。スムース&ジューシー。バランスがとてもいい感じです。
昔の映画に出てくるキャバレーのダンサーのようなとってもファンキーなラベルとうって変わって、さわやかなワインにぐっと引き込まれます。
合鴨のスモークをつまみながら頂きましたが、どんぴしゃでした。スモークしたお料理やシャルキュトリーが合いそうです。