麦わらがかったイエロー。白い花やマスカットのとても豊かでエレガントな香りで、ハーブっぽさも感じる。旨味に満ちていて余韻もとてもながい。”エリクシール”とは秘薬の意で香水の様。空気・バラ色を表しています。
パロミノ種を主体にテロワールをダイレクトに表現する為、酸膜酵母を張らせない辛口白ワインです。各キュヴェ名は、ビオディナミの感性をキュヴェの特徴に合わせてフランス語で表現しています。

元々考古学博士として活躍していたが、農業に興味を持ちシャンパーニュの生産者ダヴィッド・レクラパールで収穫からワイン造りを経験した事により彼の人生に転機が訪れました！2人で会社を設立し、2016年から画期的なワイン造りを始めています。

20年以上の経験のあるダヴィッドとここで完璧なビオディナミを実践し、この土地の特徴を最大限発揮させたぶどう栽培を行っています。オフ・フレーバーがワイン本来の特徴を隠してしまうのを嫌うため、プレス時に最大5mg/Lとほんの少しだけSO2を加え、エ レガントでTOPレベルのワインを造りだしました！
（インポーター資料より）

■ワイン情報
[産地]スペイン　アンダルシア
[タイプ]白・辛口
[品種]パロミノ・フィノ60％（樹齢60年）、モスカート・デ・チピオナ40％（樹齢40年）
[土壌]アラベサと呼ばれる真っ白な石灰質土壌
[アルコール度数]13.5％
[醸造について]発酵・熟成は4年目のボルドー樽で9か月

■ドメーヌ情報
[本拠地]スペイン　アンダルシア
[生産者]アレハンドロ・ムチャーダ、ダヴィッド・レクラパール
[栽培方法]ビオディナミ

2021.8月中旬に試飲しました！(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
　

オリエンタルな雰囲気に包まれる、魅惑の"エリクシール2017”！

【好き】 　ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】　 還元熟成香、過度な味わい

 

抜栓後すぐと、数日後に何度か試飲しました。

少し濃いめの麦わら色で、やや濁っている。
香りのボリュームがあって、開いています。ジャスミン、白い花、マスカットやムスクの香り、青い南国フルーツも....。
口に含むと、香りに反して果実味が控えめでドライ。ピュアで上品な質感、オリエンタルな雰囲気を感じるミネラリーな白ワインです。

生春巻きやカオマンガイ（タイ風蒸し鶏ご飯）、クスクスやパエリアなど、スパイスや香味野菜を使った料理と相性が良さそうです！

※同じ生産者の”エトワール2016”を同時に飲んでも、混同しませんよ。
なぜなら、”エリクシール2017”は同じブドウ品種のパロミノ・フィノの他、40％モスカート・デ・チピオナが入っています。このモスカートの個性が引き立っているんです！

皆さんはどちらのキュヴェがお好きですか？