熟した果実の香りが鼻と口に広がります。この飲みやすくまろやかなヴィンテージは、その美しい
凝縮感に驚かされます。フルボディでシルキー、フルーティさと余韻の長さを表現しています。こ
れらは、ワイン熟成が重要な要素となっています。
ピノ・ブランは幅広い料理に合わせやすい特徴があります。テリーヌ、タルトフランベ(アルザス
風)、野菜タルト、その他様々なタルト全般によく合います。
ステンツ家は、1674年にコルマールより南西6kmに位置するヴェトルスハイムに移ってきました。ヴォージュ山脈の 麓に広がるブドウ畑は日光の良くあたる理想的なミクロクリマを持っています。ワインの質、環境への敬意、そして健 康を尊重する方法を求めて有機栽培を行い始め、1984年にナチュール・エ・プログレ(Nature et Progrès)の認証を 得ました。化学肥料や除草剤、化学殺虫剤は使用していません。(インポーター資料より)
※ギフトBOXのご用意はございませんので予めご了承ください
■ワイン情報
[産地]フランス アルザス
[タイプ]白・辛口
[品種]ピノ・ブラン100%
[アルコール度数]13.24%
[醸造について]自然酵母で発酵
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス アルザス ヴェトルスハイム村
[所有畑]9ha
[収穫]手摘み。畑で選果 。
[ビオの認証]1984年ナチュール・エ・プログレ認証
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2022.2月上旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
”果実の厚みに疲れが癒される!”
【ティスティングメモより】
【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン 、揮発酸
【苦手】 タンニン強めのワイン
抜栓直後に試飲しました。
ステンツのワインは共通している香りがあります。
それは”ペトロ―ル香(重油香)”
今回試飲したピノグリにもやはりペトロ―ル香がありますが、決してネガティブではありません!
その他にもミントや熟した洋梨など熟度のある濃密な香りに爽やかさがあってとても心地いいです!
飲んでみると、最初は甘みが強く、酸は控えめです。
余韻にグレープフルーツのピールの様な苦みを感じます。
最初の甘みを考えるとべったりするのかな?と思いきや、しっかり辛口の様な味わいにまとめます。後半から酸味が出現しましたね!
普段、ゲヴェルツトラミネールがお好きな方なら確実にお好きな味わいです。
ブラインドで出されたらもしかしたらゲヴェルツと勘違いするかもしれませんね(笑)

【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後すぐと、5日後に試飲しました。
輝き透明感のあるイエロー。
青りんご、蜜、白い小さな花、シロップ、少しペトロ―ル香、全体的に親しみのある甘やかな香り。
アタックは滑らかでまったり、酸味が穏やかでとてもまろやかです。アルコールのボリュームもありますが、たっぷりとした果実感とのバラスがとれているので、さほど気になりません。香りを裏切らない、やや辛口の味わいです。
余韻にほのかな苦みを感じますが、心地よいアクセントとなっています。
抜栓5日後でも香りよく、きれいな味わいですので、ゆっくりとお楽しみいただけます。