クリアなライトイエロー色、青リンゴや夏みかん、酸化の香り、瑞々しく拡がる果実味にミネラル感とゆったりした酸、中盤から穀物のようなほっこりしたニュアンスもあり、しっかりとした余韻が印象的です。

ドメーヌ・ジョベールの名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。それは第4代目の当主マルセル・ジョベールさんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのマルセル・ラピエール氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。
彼には2人の娘がいて当初は2人共、彼のワイナリーを継ぐ事には全く興味がなかったのですが、その後、2015年から長女カリーヌが父親より2年間しっかりと学び、2017年に父親が大丈夫と判断しリタイヤの決断をしました。正式に5代目としてカリーヌを認め、法的にも会社の在り方も全て彼女がトップとなりました。彼女はどんどん新しい事を取り入れて、醸造方法もよりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。父親から引き継いだ、素晴らしい畑を女性らしい感覚で守り引き継いでいて、ワインの味わいは年々向上しています。（インポーター資料より）

■ワイン情報
[産地]フランス・ブルゴーニュ地方
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ100％（樹齢16年）
[土壌]粘土石灰
[アルコール度数]11.5％
[醸造について]自生酵母にて空気圧式圧搾、30hlのグラスファイバータンクと500Lの木樽で10か月間発酵・熟成。無濾過・無清澄

■ドメーヌ情報
[本拠地]ブルゴーニュ／ボージョレ
[畑面積]10ha
[栽培]無農薬栽培