黒糖、マカデミアナッツ、カカオのニュアンスに干し草のようなどこか懐かしい香り。
ほのかにマールのアロマも漂い、その全てが絶妙なハーモニーを醸し出します。しっかり酸をキープしている為、甘さが全くダレず止まることのない心地よく長い余韻に酔いしれます。
「ジュラを代表する蔵元」と称されるステファン・ティソのいとこで、蔵元名はフュメイ(父の苗字)シャトラン(母の苗字)から名づけられました。
初めはぶどうを販売する事業で生業を立てていましたが、1991年に起きた、ジュラの95%ものぶどうが被害を被った遅霜で、順調だった事業が頓挫。わずかに残ったぶどうで自分たちのワインを造ろうと奮起したことからドメーヌが始まりました。
設備などは知人や親類から借り受け、91年のファーストヴィンテージから苦労を重ね続け、99年にアルボワの隣村モンティニー・レ・ザルスールに念願のワイナリーを持ちました。数年前にはステファンから畑も購入し、現在では20数区画、アルボワと合わせて計17ha の細分化された畑でワイン造りを行っています。
2017 年以降は全ての畑をオーガニック栽培に転換。 2023 年から有機栽培認証がおりる予定。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ジュラ
[タイプ]白・甘口・ヴァン・ド・リキュール
[品種]シャルドネ(樹齢20~80年)
[土壌]泥灰土と石灰岩土壌
[アルコール度数]17.5%
[醸造について]梗をつけたままプレスし、マストを48時間マセラシオン。その後マストにジュラの古いマールを添加。18か月熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ジュラ
[設立]1999年
[所有畑]17ha
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。