新井順子氏が収穫から醸造まで携わった2022年のボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーを船便で取り寄せました。
淡い紫ガーネット色、ブルーベリーやカシス、木材の香り、柔らかいアタックに、まろやかなタンニン、渋味と酸味のバランスよく軽快な味わいです。
ドメーヌ・ジョベールの名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。それは第4代目の当主マルセル・ジョベールさんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのマルセル・ラピエール氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。
彼には2人の娘がいて当初は2人共、彼のワイナリーを継ぐ事には全く興味がなかったのですが、その後、2015年から長女カリーヌが父親より2年間しっかりと学び、2017年に父親が大丈夫と判断しリタイヤの決断をしました。正式に5代目としてカリーヌを認め、法的にも会社の在り方も全て彼女がトップとなりました。彼女はどんどん新しい事を取り入れて、醸造方法もよりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。父親から引き継いだ、素晴らしい畑を女性らしい感覚で守り引き継いでいて、ワインの味わいは年々向上しています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス・ボージョレ
[品種]ガメイ100%(樹齢40~50年)
[土壌]砂利石灰
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]自生酵母にて古い木製解放桶に手でドウを並べ12日間マセラシオンカルボニックし、デキュヴェフリーランジュースとプレスしたジュースを別々に古い木製解放桶で発酵・熟成、スーティラージュ。無濾過・無清澄、SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]ブルゴーニュ/ボージョレ ブルイィ
[畑面積]10ha
[栽培]無農薬栽培
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。