ルー・デュモンのボージョレ・ヌーヴォー、17年目のリリースです。今後の天候次第ではありますが、このままいけば17ヴィンテージの中で最高品質のワインになるそうです。
畑は「Saint Vérand」村近郊の、樹齢約70~95年の計10の古樹単一区画群より。
ガメイは、完熟させてはじめてその真価を発揮し、そのためにはどうしてもヴィエイユ・ヴィーニュでなければならない、というのが仲田さんの信念です。
しかも標高が400mととりわけ高く、熟成がゆっくり進みます。
開花日から予想される今年の収穫開始時期は8月25日頃ですが、さらに10日間程度ぶどうの完熟を待つそうです。
これまでのところ南ボージョレは素晴らしい天候に恵まれており、雹害も霜害もなく、畑は最高の状態でした。高台斜面にある契約区画は風が強く水捌けも良いため、病気も皆無。
また今年もクリュール(花ぶるい)が多く、大部分はミルランダージュぶどうだそうです。
「年に1度のお祝いだからこそ」現代美術家ジェラール・ピュヴィスの特製ラベル、重厚ビン「レジェンド・アンティーク」を使用、ラベル背景の文字のどこかに「天・地・人」が入っています。
(インポーター資料より)
※エチケット画像はイメージです。変更になる場合もございます。
■ワイン情報
[産地]フランス・ボージョレ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ100%(樹齢約70~95年)
[土壌]シスト表土で花崗岩質と砂質土壌
[醸造について]セメントタンクにて6日間のマセラシオン・カルボニック、澱引き時に粗目の珪藻土フィルターを使用、ノンフィルターでの瓶詰め時に、最小限のSO2を添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]ブルゴーニュ
[収穫]手摘み
[栽培方法]実質ビオロジックのリュット・レゾネ
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2022.11月中旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
飲みごたえのあるボージョレ・ヌーヴォー2022!
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓当日と2日目に試飲しました。
深みのあるダークチェリーレッド色。粘性はややしっかり。
香りは開いていて華やかです。イチゴのコンポートやスミレ、ボージョレ・ヌーヴォーのキャンディー香が中盤から広がり、巨峰の内側の皮や、甘みのあるスパイスの雰囲気も感じます。
口に含むと、凝縮感のある果実味と溌剌とした酸味のバランスがよく、緻密なタンニンが口内にとどまります。タンニンの余韻が長く、酸のキレがいいので何か食べたくなってきました。シャルキュトリーや焼鳥肩肉でたれ、トンポーロー(豚の角煮)はいかがでしょうか。
実は、ボジョレー・ヌーボーにはキャッチコピーが存在します。2022年のボジョレーワイン委員会の評価を和訳したもはこちら。
→太陽に恵まれたヴィンテージ〜果実味とストラクチュアの完璧なバランス〜です!
まだ、在庫がありますので2022年ボージョレ・ヌーヴォーを是非お試しください♪