北海道・余市の木村農園で、すこやかに育ったピノ・ノワールを、醸造家ブルース・ガットラヴが、北海道岩見沢で野生酵母で醗酵させました。
フルーティでフローラルなアロマと硬質な酸からなるしっかりした構成が、長期熟成の可能性を広げてくれます。
色合いはオレンジがかったルビー色。香りはフランボワーズやレッドチェリーなどの赤い果実に、オレンジピールやトースト、ナツメグ、甘草を感じる。味わいは熟成によるコクと丸みを感じ、キリっとした酸と優しいタンニンが全体を支えています。
料理との相性は、ベーコンとルッコラのサラダ、茸のホイル焼き、ポルチーニ茸のリゾット、煮穴子、鮪の漬け、鴨胸肉のロースト オレンジ風味、サムギョプサル、豚バラ肉のミルフィーユ鍋、みたらし団子などです。(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[産地]北海道余市町、木村農園
[醸造場所]北海道岩見沢市(10Rワイナリー)
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノ・ノワール100%
[アルコール度数]14.1%
[醸造について]手除梗95%、全房5%。3週間醸し醗酵、野生酵母による醗酵。古樽で16か月の熟成。無濾過にてビン詰
■ワイナリー情報
[所在地]栃木県足利市
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾
2023.5月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
香りに酔いしれる
【ティスティングメモより】
【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓二日後に飲みました。
うすいルビーレッドで透明感があります。
あぁ~いい香りです(笑)
熟したチェリーに煮詰めたブルーベリー、ドライプルーン。
土の感じや皮っぽさも少しだけ出てます。
シュッとストレートに酸味が入ってきて、塩味のような旨味が広がってきます。サクランボのようなやさしい果実感が追っかけてやってきて、奥行きを感じます。
アフターがいつまでも長く続きます。
若竹煮、メバルのアクアパッツアといかがでしょうか。
