淡いイエローの色調で、泡はしっかりしています。
カリンや洋ナシ、黄桃など黄色果実風味に、ほんのりヘーゼルナッツの香ばしさが漂い、口に含むと黄色果実が広がり、しっかりとした酸とほのかなタンニンを感じます。
抜栓直後は閉じた印象ですが、時間と共にカルピス的乳酸の旨味やパイナップル果実が広がり、ポテンシャルを感じさせる味わいです。
コート・ド・セザンヌ地区、セザンヌ村から南西に20km程に位置するヴィルノクス・ラ・グランド村に誕生した全く新しいレコルタン・マニピュランメゾン。ルイック・マッソンと奥さんのオレリー・バラの2人が力を合わせ、2011年の収穫からシャンパンを造り始めました。
2人の実家は共にぶどう栽培家で、両家の栽培をご主人のルイックが行い、醸造学者の資格を持つ奥さんのオレリーが醸造を担当します。
ぶどう畑は合わせて7.5ha。シャルドネ90%、ピノ・ノワール10%という構成。
コート・ド・セザンヌの特徴である石灰質土壌にマッチしたシャルドネを主体に、ビオロジック栽培で果実味を生かしたシャンパン造りを実践する。
生き生きとした果実とフレッシュ感、ミネラルが大きな魅力です。 (インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス・シャンパーニュ地方コート・ド・セザンヌ地区
[タイプ]泡・白・辛口
[品種]シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%(樹齢40年)
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]優しいプレスの1番と2番絞りのみ使用。静置し自然にデブルバージュ、シャプタリザシオンはせず、70%樽30%はステンレスタンクで澱と共に9か月発酵。瓶内2次発酵48か月、ノンフィルターでデゴルジュマン時はドザージュ0。瓶詰め後3~6か月以上後出荷。(デゴルジュマンは2021年1月)
■ドメーヌ情報
[本拠地]シャンパーニュ地方コート・ド・セザンヌ地区ヴィルノクス・ラ・グランド村
[設立年]2011年
[生産者]ルイック・マッソン、オレリー・バラ
[所有畑]7.5ha
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。