ピンクがかった紅茶のオレンジカラー。ザクロやイチゴジャム、ドライフルーツ、干し柿の香りを感じます。果実味と渋み、強めのタンニンが溶け込み、じわじわと美味しさが拡がる長いアフターの逸品です。
1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどBIOの農法でした。彼の代、1990年から完全無農薬(BIO)に切り替え、1999年から100%ビオディナミ農法にしました。一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけど、沢山のワインを飲んでいくうちに自分の中のワイン造りに目覚めたと語っておりました。アメリカにも輸出され、ロバート・パーカーも高い評価を下しております。(インポーター資料より)
※ギフトBOXのご用意はございませんので予めご了承ください。
■ワイン情報
[産地]フランス アルザス地方
[タイプ]オレンジ・辛口
[品種]ピノグリ100%(平均樹齢30年)
[土壌]泥土 花崗岩
[アルコール度数]13%
[醸造について]全房で垂直式圧搾機内で8日間醸し後プレス 自生酵母にてトロンコニック樽でルモンタージュしながら10か月間発酵 マロラクティック発酵・熟成 軽く濾過・無清澄 SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス アルザス地方
[生産者]パトリック・メイエー
[栽培]ビオディナミ(デメター認証あり)
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2023.3月中旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
もはや赤ワイン?
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓直後に飲みました。
こちらのワインは、オレンジワインのカテゴリーなのですが、ピノグリを8日間マセラシオンしているので 色合いはロゼ、、いえいえ赤といってもいいくらいのガーネット色です。薄にごりです。
グリ系ぶどうを長期間マセラシオンするとこんなに赤い色が出るんですねぇ。
香りはオレンジ特有の紅茶にストーンフルーツ、特にピーチの香りがあります。甘酸っぱいザクロのような感じも。
味わいは、穏やかな酸味とほのかに甘い果実味がありますが、同様にカツオ出汁のような旨味も広がります。そして軽度ながら存在感のあるタンニン。
ワインの色には驚きましたが、飲んでみると落ち着きがあって、しみじみと沁みてくるオレンジワインでした。
お刺身とともに頂きましたが、ブリの脂身ともマッチして、オレンジワインの守備範囲の広さを再確認しました。