抜栓直後からドサージュではなく完熟由来の開放的な香りが広がり、洋ナシや蜜リンゴ、わずかな酸化のニュアンス。
ホイップクリームやシュー生地を思わせる香ばしさは樽だけに由来しません。
果実は口内で上下左右に膨らみ、泡は無重力のムース状に溶け込み、酸が果実を立体的に浮かび上がらせます。
亜硫酸添加が極めて少ないことで果実の全体像がパノラマ的に広がり、ドサージュは甘さではなく時間を繋ぐ役割を担います。
冷涼な酸や緊張感のあるスタイルとは異なる、ふんわりと空気を含んだ質感とチャーミングな果実味はまさにヴァレ・ド・ラ・マルヌ的。
生産本数1,500本の少量だからこそ可能な世界観です。
ジャン=フランソワは、シャンパーニュ出身でありながらブルゴーニュや世界各地でワイン造りを学び、豊富な経験を積んできた造り手です。
ボーヌやディジョンでブドウ栽培と醸造を学び、レオヴィル・ラス・カーズやシャトー・ラトゥールなど名門でも研修・勤務を経験。イタリア、アメリカ、オーストラリア、日本など、スティルワインの本質に向き合ってきました。
2023年にはシャメリーのピノ・ノワールとマルダイユのシャルドネ、2024年にはそこにエキュイユのピノ・ノワールを加えたワインを醸造。畑はすべて認証はないものの、有機栽培の友人たちによるものです。
彼の造るシャンパーニュは「泡を帯びたワイン」と言えるほど余韻が深く、ワインとしての品格を持っています。
(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]シャンパーニュ ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
[タイプ]泡・白・辛口
[品種]ピノ・ノワール1/3、シャルドネ1/3、ピノ・ムニエ1/3
[土壌]石灰岩基盤岩
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]天然酵母での発酵、3品種の混醸造、MLFさせます。二次発酵前のヴァン・クレールは主にタランソー産の古樽と60Lのガラス瓶ダム・ジャンヌで熟成。無清澄、ドサージュ4g/L。
■ドメーヌ情報
[本拠地]シャンパーニュ ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
[生産者]ジャン=フランソワ・ガメ
[栽培方法]畑は全て認証はありませんが有機栽培をしている友人たちの畑
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



