今回は買いブドウで造られた、手頃なネゴスキュヴェが初登場です!
濁りのある濃いめのオレンジ色の外観。ペティアンだが、泡は弱く、亜硫酸無添加の為か抜栓と同時に色調が茶色掛かり、褐変して、2000年代前半のサンスフルワインによく見られた現象です。
パイナップルのような南国系果実や金柑のコンポートの様な、南国系果実の熟れた感じと酸を同時に感じられるような香りに加え、フレッシュミントの清涼感、ほんのりジャスミンの華やかなで上品な香りが感じられます。
味わいは、泡は殆ど感じられない微々発泡程度、はっさくの様な甘みの少ない柑橘系の果実があり、ドライで塩味を感じる様なミネラルをハッキリと感じます。外観は酸化のニュアンスが出ますが、ネガティヴさは無く、ドライに仕上がっている為、グビグビと飲むのにぴったりなお手頃ペティアンです。
ラベルにも記載のあるバウムラワとは、ダヴィッドの本拠地である、サンイポリット周辺の地名で、その地域から収穫されたブドウを使用している事から名付けられました。
ストラスブールとコルマールの中間に位置する街、セレスタ郊外にあるサン イポリットでワイン造りを行っているドメーヌ ミューラー ケベルレは、1961年に設立された家族経営のドメーヌです。現在は4代目のダヴィッド ケベルレが27haの畑を引き継ぎ、伝統とナチュラルな手法を融合させ、ワイン造りを行っています。
3代目まではいわゆる伝統的なワイン造りをしていましたが、4代目のダヴィッドがナチュラルワインへ方向転換していく中で、クリスチャン ビネールが運営しているピルエット グループにも参加。
ピルエットのラベルで世間に自らのワインを出していく事で、ワインのレベルアップと販売を進め、グループに参加する事で生産者との情報交換や様々な勉強を行い、ダヴィッドのスキルアップにも繋がりました。
何年間か参加する事で徐々にナチュラルワイン的な造りの完成度を上げて行き、十分な経験を積んだ今回、晴れて独立する事になった期待の大型新人生産者です。(インポーター資料より)
2025年7月ドメーヌ・ミューラー・ケベルレを訪問しました。詳細はblogよりご覧いただけます。
■ワイン情報
[産地]フランス・アルザス地方
[タイプ]微発泡・白・辛口
[品種]リースリング、ピノグリ
[土壌]花崗岩
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]収穫後ダイレクトプレスし、ステンレスタンクで発酵。発酵が終わる前に瓶詰。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・アルザス地方・サン イポリット
[創設]1961年
[所有畑]27ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



