MaMaはマニュエル(Manuel)とマリヨン(Marion)二人の頭文字と、インカ文明で豊穣の女神を意味する PACHA MAMAに由来します。ラベルは妻マリヨンのアイディアを元に友人の画家がデザイン。無限に広がる渦はこのワインの活き活きとした生命力を、色調は植物やミネラル、炎や水を表現しています。繊細な泡は自然酵母による醗酵によるものであり、抜栓数分後にはワインのキャラクターを見せ始め、ヨードを感じさせるミネラル感が特徴的。
マニュエル・ランドロンは、ミュスカデの名手であり、ロワール自然派の先駆として信頼されるドメーヌ・ランドロンの当主・ジョゼフの子息。
ドメーヌはマニュエルとマリオンのランドロン夫妻が2013年、ル・パレ村にスタートしました。マニュエルはトゥーレーヌのドメーヌのほか、ニュージーランドのフェルトン・ロードや、チリのルイ・アントワーヌ=リュイットなどの自然派生産者の下でも経験を積みました。
約7.7haの自社畑は全てビオロジックで、粘土に変成岩と水晶が豊富です。ミュスカデやガメイ以外に、樹齢50年を越える土着品種、フォル・ブランシュ100%のワインも生産しています。ワインは野生酵母のみで発酵させ、醸造中の亜硫酸は添加しない。ミュスカデは、深みあるミネラル感をワインに映すよう、可能な限り長く澱とコンタクトさせます。そのワイン造りは、総じて父のジョゼフよりさらに挑戦的だが、醸造の各段階で分析値を入念に確認しながら進め、安定感も併せ持っています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方ミュスカデ
[タイプ]微発泡・白・辛口
[品種]ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)80%フォール・ブランシュ20%
[土壌]変成岩、水晶、粘土
[アルコール度数]11.5%
[醸造について]ステンレスタンクとボトルで8~13か月間熟成
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ロワール地方ミュスカデ
[設立年]2013年
[生産者]マニュエル・ランドロン
[農法]ビオロジック農法(AB認証取得)
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。