ワ イン名の「Pynoz」は中世のピノ・ノワー ルの綴りから取りました。
色合いは透明感のあるピンクがかった淡い黄金色。サクランボ、アセロラ、ニワトコの花、桜餅の香り。ワインはピュアかつエレガントで優しく繊細な泡立ちがあり、ダシのように澄んだエキスに溶け込む小気味よい酸、鉱物的なミネラルが余韻を引き締めます。
オーナーのパスカル・ポテールは、新井順子さんのドメーヌ・ボワルキャで醸造栽培責任者を務めた経緯を持ちます。
平行して2003年から彼自身のワインをつくり始め、2005年にボワルキャを退職後、正式にレ・カプリアードを立ち上げます。2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営と して、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上げ現在に至ります。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方
[タイプ]泡・ロゼ・やや辛口
[品種]ピノ・ノワール50%、ピノ・ドニス50%(樹齢37年~77年)
[土壌]粘土質・シレックス・ 石灰質
[アルコール度数]10%
[醸造]自然酵母でファイバータンクにて1か月一次発酵、瓶内で24か月熟成。残糖は8.7g/L。ノンフィルター、SO2(亜硫酸塩)無添加
[デコルジュマン]2024年9月
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ロワール地方トゥーレーヌ
[設立]2005年
[生産者]パスカル・ポテール/モーズ・ガドゥッシュ
[栽培]ビオロジック
[自社畑]4ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ過去のコメントです。
2020.5月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
透明ボトル、ピンクベージュのロゼ微発泡!
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後すぐに試飲しました。
外観は、やや濁りのあるピンクベージュ。
和の香り。お酒、桜の花びら。香りが閉じているので、どの要素もふんわりと柔らかい。揮発のような... ケミカルなニュアンスもあり。
中辛口表示ですが、意外にも残糖感控えめ。
爽やかな日本酒のような...キルシュワッサー、サクランボリキュールの微炭酸割りみたい!少し濁りのある柔らかい飲み心地に、つかみどころのない香りもあって...面白い。癖になるワインです。飲みやすい?!