カシスやイチゴジャム、フルーツトマトの香りにナツメグ、クローブなどのスパイス、木炭やタバコ、カカオ、醤油などのニュアンスも加わり複雑。味わいは柔らかいアタックで、全体的に甘やかな果実味と酸がうまくまとまり、余韻に滑らかなタンニンとスパイスの味が続いていく。
料理との相性は、ニンジンとレーズンのラぺ、レモンハーブソーセージ、アランチーニ、ポーチドエッグ、蒸し鶏とパクチーのマリネ、鰤の照り焼き、焼き餃子、仔羊の香草パン粉焼き、ピーマンの肉詰め、豚バラ肉のカスレ、蛸とキャベツのアンチョビパスタです。
(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[産地]長野県高山村、山形県上山、栃木県足利市、大平町、山梨県甲州市勝沼、北海道余市町、群馬県
[タイプ]赤・辛口
[品種]メルロ 35%カベルネ・ソーヴィニョン 30%マスカット・ベーリーA 24%ドルンフェルダー 4%甲州 4%他 3%
[アルコール度数]12%
[醸造について]良い房だけを除梗後軽く破砕。ステンレスタンク、オークタンクに入れ低温状態から徐々に醗酵するよう促す。ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。約1~2週間醸した後、醗酵により出てきたアルコールによって果皮や種子からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。木樽、オークタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。木樽およびオークタンクで約5〜6か月熟成。澱引き後、清澄せず、濾過。
■ワイナリー情報
[所在地]栃木県足利市
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾