ボッケンハイムの単一畑「Klosterschaffnerei」のワインで、非常に満足のいく優れたヴィンテージのみ醸造されます。
この地で最も古い葡萄畑のひとつで、かつては70km離れた修道院に属し、神の祝福のためにボッケンハイムの農民が耕作していました。
南向きの石灰岩の卓状地で、昼夜ともに暖かさが保たれるため、葡萄に凝縮感をもたらします。
暑く乾燥した年で収量は少なく、凝縮感のある仕上がりで、硬質なミネラルに、生き生きとした柑橘や黄色い果実の香り、上品で豊かな酸と強いミネラルが調和し、長い余韻が続きます。葡萄と土壌の個性が凝縮された、ブランドブロスのグラン・クリュ的な雰囲気をもつ良質なリースリングです。
1891年創業の家族経営ワイナリーを受け継ぐ5代目、ダニエルとヨナス・ブランド兄弟は、2014年に父から事業を継承。畑を12haから20haへ拡大し、完全有機農法へと移行しました(有機栽培は2007年より開始)。現在は全区画を有機で管理し、亜硫酸無添加のキュヴェを中心に、純度の高いナチュラルワインを生み出しています。その品質は高く評価され、パリをはじめNYCやメルボルンなど世界のワイン都市で注目を集めています。
ワイナリーのあるボッケンハイムはファルツでも特に冷涼な気候で、ドナースベルク山の影響により降雨量が少なく、風通しの良い環境が健全なブドウを育みます。畑ではハーブや植物由来のエッセンスを用い、生態系を活かした持続可能な農法を実践。野生酵母による発酵、無添加・無濾過で仕上げられるワインは、いきいきとした表情を備えます。
ラベルは祖母による手描きイラスト。素朴な外観とは対照的に、ワインは完成度が高く、若き兄弟の確かな実力を感じさせます。近年は畑周辺の自然環境保全にも取り組み、生物多様性を尊重したワイン造りをさらに推し進めています。(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]ドイツ・ファルツ地方
[タイプ]白(醸し)・辛口
[品種]リースリング(平均樹齢50年)
[土壌]石灰岩、粘土、黄土
[アルコール度数]11%
[醸造について]全房で12時間マセレーションのあと、空気式プレスで搾汁。古樽で自然酵母で発酵。澱と共に12か月熟成。瓶詰め前に1度ラッキング。無清澄、無濾過、SO2(亜硫酸塩)無添加
■ワイナリー情報
[本拠地]ドイツ・ファルツ地方
[継承年]2014年
[生産者]ダニエル & ヨナス・ブランド
[所有畑]18ha
[栽培について]有機農法
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



