中程度よりやや濃いめのムラサキがかったルビー色。煮つめたブルーベリージャム、墨汁や森の香りにクローヴのようなエピス感。滑らかな口当たり、繊細でウエットなタンニン、涼やかな雰囲気をまとい、余韻もしなやかに続きます。抜栓3日目も何の遜色もなく楽しめる安定した酒質です。
人生の転機と方向転換のために、ジョナサンは2017年にデセーニュに移り住み、パートナーのオードとワイン生産事業を立ち上げました。
2019年から2022年にかけて、2.5ヘクタールの土地にブドウの樹を植えます。すべてのブドウの樹がフル生産される頃には、年間80ヘクトリットルのワイン(約1万本)を生産することを目指しています。
ブドウ品種の選択は簡単でした。彼の好きな品種、ピノ・ノワールとガメイがテロワールに適していることがわかりました。白は思い切ってピノ・グリを選択、このテロワールではめったに使われませんが、花崗岩の土壌によって、より品種の個性が引き立つだろうとふみました。
ブドウの樹はすべて標高500~600メートルの丘の斜面に植えられ、ゴブレまたはコルドン・ド・ロワイヤ方式で剪定されます。
畑には、発酵エキス、煎じ薬、浸漬液、エッセンシャルオイルのみを使用。硫黄と銅の散布は行っていません。手摘みで収穫をし、土着酵母を使って発酵させる。発酵と熟成はcuves grès(ジャー)で可能な限り自然に行います。清澄、濾過は一切行いません。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス・ローヌ
[タイプ]赤・辛口
[品種]シラー
[土壌]石灰岩
[アルコール度数]14%
[醸造について]半分除梗して8日間マセラシオン、自然酵母で10日発酵、アンフォラ(ジャー)で9か月間の醸造熟成。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・ローヌ アルデッシュ
[生産者]ジョナサン・フォアサック、オード・バラロン
[所有畑]2.5ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



