温暖化により重くなりがちなヴィオニエのバランスを取るため、2015年ヴィンテージからクレレットを約半分ブレンド。フレッシュさとミネラル感を備えた、透明感のある輪郭のはっきりした味わいで、熟成よりも若いうちに楽しみたいワインです。
ドメーヌ・グラムノンはローヌ南部の中でも北側のエリアにセラーを構えており、東へ向かうとAOPヴァンソーブルからアルプスの麓へと続く地域に位置しています。
この一帯はブドウ、特にグルナッシュの栽培に適した土地として古くから知られてきました。そのため、1978年のドメーヌ設立時には、樹齢100年を超えるゴブレ仕立てのグルナッシュの畑を入手することができました。
気候に適した品種が長年栽培されてきたことで、現在で言うところのビオロジック栽培が「普通の」栽培方法として根付いており、その結果、ブドウは長寿で、畑の状態も非常に良好でした。
彼らが造り出す「ラ・メメ」をはじめとするトップ・キュヴェは、飲み手の嗜好を問わず、南仏を代表する偉大なグルナッシュとして高い敬意を集めてきました。
2000年代に入ると、気候変動への対応が必要であると感じるようになり、2010年にはビオディナミ農法の認証を取得しました。
2023年には、ミシェル=オーベリー・ローラン夫人が40年以上にわたる醸造家人生に区切りをつけ、ワイナリーの運営を息子のマキシムへと引き継ぎました。(インポーター資料を要約)
■ワイン情報
[産地]フランス・ローヌ地方モンブリゾン・シュール・レ村
[タイプ]白・辛口
[品種]ヴィオニエ40%、クレレット40%、ブールブーラン20%
[土壌]粘土質
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]木樽で6か月の熟成、通常はイースターの後に瓶詰め
■ドメーヌ情報
[設立年]1978年(元詰め開始は1990年より)
[生産者]ミッシェル・オベリー、マキシム・フランソ、
[栽培]2007年よりビオディナミ農法
[所有畑]26ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2026.2月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
トロピカルフルーツを纏った柑橘系
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
アロマティックな香りが鼻孔をくすぐります。甘く、酸っぱいような口の中で溶けていくラムネを連想してしまいました。乳酸飲料のような香りと言えばいいのか。
ヴィオニエ主体ではありますが、重心は高めで甘いグレープフルーツ、少しお湯で溶いたハチミツ、トロピカルフルーツを纏った柑橘系フルーツといった印象です。
柑橘系果実の皮にあるような苦みが最後引き締めます。
白ワインとしてしっかりとした骨格を持っていながら、どこか軽やかな雰囲気は、決して飲み手を飽きさせずにいつの間にか飲みすぎてしまいそうなワインです。




