ジュルディが新たに購入した標高700~800mに位置するバニュルスの新しい区画で栽培されるヴェルメンティーノ80%、マルサンヌ20%で構成される新しい白ワイン。
マセラシオンさせた薄いオレンジ掛かった麦藁色の外観。果実の力強さがありながら、標高の高さゆえの綺麗な酸をしっかりと感じ、アフターにはキレがあります。
将来へのポテンシャルの高さ、期待感を持つことができる素晴らしい白ワイン。
カゾ・デ・マイヨールを受け継いだジョルディ・ペレズは1983年のトゥールーズ生まれ。奇しくもアラン・カステックスと同じ街の生まれ。ボルドー大学で醸造学を学び、その後約2年間、サンジュリアンのシャトー・ベイシュベルにて働き、続いてさらなる経験と自身の生活の為、マルマニヤック及びラングドックの大手ドメーヌで責任者を努める。この頃からジュルディは有機栽培に関して興味をもっていたが、自然派ワインの存在はまったく知らなかったという。
現在41歳でカゾ・デ・マイヨールでの経験も2021年で7年目を迎える。
「最近の自然派に多いキャンディー的なマセラシオン・カルボニック香や酢酸香は嫌いだ」と言う。彼のワイン造りはしっかりとした方向性があり、各キュヴェにはきちんとしたキャラクターが表現されている。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ルーション バニュルス
[タイプ]白(醸し)・辛口
[品種]ヴェルメンティーノ80%、マルサンヌ20%
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]半分は樽熟成、そして半分はステンレスタンクで発酵・熟成され、その後アッサンブラージュ。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ルーション バニュルス
[生産者]ジョルディ・ペレズ
[栽培]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。