ロゼしか飲まないジョルディの奥様、エルザ(ザザ)の為に造ったロゼ。
明るく照りの有るピンク色で、赤系の花を連想させるフローラルな香りと、より酸と塩っぽいミネラルをかんじさせる酒質の透明感、ザクロやアセロラと言った甘酸っぱくフレッシュな果実のニュアンスが階層のように折り重なって舌の上に広がります。
全体的にはフレッシュで爽やかな味わいに仕上がっており、様々な場面や料理と合わせることができる万能なロゼ。
カゾ・デ・マイヨールを受け継いだジョルディ・ペレズは1983年のトゥールーズ生まれ。奇しくもアラン・カステックスと同じ街の生まれ。ボルドー大学で醸造学を学び、その後約2年間、サンジュリアンのシャトー・ベイシュベルにて働き、続いてさらなる経験と自身の生活の為、マルマニヤック及びラングドックの大手ドメーヌで責任者を努める。この頃からジュルディは有機栽培に関して興味をもっていたが、自然派ワインの存在はまったく知らなかったという。
現在41歳でカゾ・デ・マイヨールでの経験も2021年で7年目を迎える。
「最近の自然派に多いキャンディー的なマセラシオン・カルボニック香や酢酸香は嫌いだ」と言う。彼のワイン造りはしっかりとした方向性があり、各キュヴェにはきちんとしたキャラクターが表現されている。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ルーション バニュルス
[タイプ]ロゼ・辛口
[品種]シラー(樹齢25年)
[土壌]花崗岩土壌
[アルコール度数]13%
[醸造について]シラーを収穫後にプレス。(ダイレクトプレス)。その後ステンレスタンクにて1か月以上かけてアルコール発酵。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ルーション バニュルス
[生産者]ジョルディ・ペレズ
[栽培]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。