「リブザルト」に相当するヴァン・ドゥ・ナチュレル。
琥珀色の美しい色調。焼きプリン、コニャックやトーストした樫樽の風味に陶然とさせられる。トロっとした口当たりで、ラムレーズンの風味が口中に広がる。スーと入ってくる優しい飲み口、バニラやラムレーズン、コニャックやキャラメルなど複雑な香りが余韻となって永く織りなす。残糖107gあるが、甘ったるさは皆無で大人の味わい。
区画”ル・シウール”(樫の意)に植わるワインの為、ラベルに樫の葉をあしらった。
マニュエルの畑があるコート・ド・ルーションのラ・トゥール・ド・フランス村は、
シリル・ファル(クロ・デュ・ルージュ・ゴルジュ)やルイック(ドメーヌ・ポッシーブル)など
著名生産者が多く集まり、22軒ものドメーヌがある特別な産地である。
シスト土壌に加えて輝く雲母が多く、pH8と非常に高い土壌によって、ワインに鮮明な酸が残ることも評価の理由となっている。
マニュエルは数学者であった父と2010〜15年に共にワイン造りを行った。
父は抽出しっかり・長期樽熟などクラシックな手法ながら、テロワール表現を極めて厳密に重視していた。
父の死後、1991年生まれの彼は単独で造り手となり、自然派では最も若い世代の一人となる。
流行である早摘み+マセラシオン・カルボニックの軽快な“グルーグルー”スタイルには疑問を持ち、
造り手たち(Yoyo など)と議論を重ねるなかで、自身の方向性を確立した。
(インポーター
資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ルーション
[タイプ]白・甘口
[品種]マカベウ、グルナッシュ・グリ、カリニャン・ブラン
[土壌]シストとミカシスト
[容量]500ml
[アルコール度数]17.5%
[醸造]300Lのセゲン・モロー樽で14年間ウイヤージュせずゆっくりと酸化しながら熟成。SO2無添加。今回のロットはバリックNo.8
■ドメーヌ情報
[生産者]マニュエル
[栽培]常に強い風が吹き乾燥しているので、銅も硫黄も含め農薬は蒔かない、収量も恐ろしく低く、15hl/ha取れればよい方。
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



