果皮の成熟、フェノールの熟成は素晴らしく、香り高く複雑な果実味と、剛健な酸による骨格を感じます。フリウリのメルロー特有の、ザラついた干しブドウのような甘みあるタンニン。横の広がりよりも奥行き、複雑さ、冷涼な年ならではの魅力を感じます。果皮・種子まで完熟した、メルローとカベルネの持つ完熟した香りと熟れたタンニン。複雑さ、妖艶さ、そして緻密な味わいをもったプレリット。
揺るがない強い意志と、積み重ねてきた経験を持つダミアンは、1998年に自身のカンティーナを立ち上げ、リボッラ・ジャッラをはじめとしたフリウリ固有の品種を栽培しています。
土地への深い敬意と、既成概念にとらわれない醸造哲学を貫き、果皮の本質を引き出すワイン造りを実践しています。
「畑での仕事量こそがワインの根幹を成す」という信念のもと、畑仕事にかける情熱は他の追随を許しません。
収穫は熟度を極限まで高め、11月まで行うこともあります。
ときに貴腐菌の恩恵を受けた果実を、厳しく選果し除梗。縦型の開放式大樽で2か月以上マセレーションを行い、野生酵母で発酵させます。
その後、大樽で熟成し、瓶詰めまでに4年以上をかけています。
土地由来の強いミネラル、完熟果実、しっかりとした酸、そして貴腐の複雑味が融合したワインは、他にはない個性と旨みを備えています。(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
[タイプ]赤・辛口
[品種]メルロー主体、カベルネ・ソーヴィニヨン(樹齢30~40年)
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]樹上にて限界まで成熟を待ち収穫。除梗し果皮・種子と共に1か月のマセレーション。圧搾後大樽にて36か月、瓶内にて12か月以上の熟成。
■ドメーヌ情報
[設立年]1998年
[農法]自然農法
[所有畑]8ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



