淡く透明感のあるガーネット色、フランボワーズやザクロ、グミの実の香り、摘みたてベリーの酸味とおとなしいタンニン、ボリュームは控えめで冷涼な酸が感じられる上品な仕上がりです。

クロ・ロッシュ・ブランシュの最後の畑を手にした、醸造センス抜群の若きヴィニョロン
ロワール ナチュールの先駆者、クロ・ロッシュ・ブランシュの最後の畑を購入し新しくドメーヌを誕生させたのが、ジュリアン・ピノーです。大学時代にブドウの収穫のアルバイトをした経験からワインに興味を持ち、醸造学校に入学し本格的に醸造を勉強します。2014年にノエラ・モランタンのところで働いたのがきっかけでクロ・ロッシュ・ブランシュのカトリーヌと出会いました。どれを飲んでもウルトラナチュラル。新人とは思えない感覚です。彼のワインには華があるのです。果実をこれだけ残すのは難しいのですが、それをいとも簡単にさらっとやってのけました。彼が今後どんなワイン造りをしていくのか、とっても楽しみな歴史が誕生しました。是非沢山の方に味わって貰いたいです。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方
[タイプ]赤・辛口
[品種]サンソー 100%(プロヴァンスのDomaine Providenceで購入)
[アルコール度数]12%
[醸造について]プロヴァンスでステンレスタンクで5日間醸しデキュヴェ。ロワールでステンレスタンクで6か月間発酵・熟成。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ワイナリー情報
[本拠地]フランス ロワール地方[設立]2015年
[所有畑]6.7ha
[栽培方法]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2023.5月中旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
昼から飲みたい!軽やかジューシー赤ワイン♪
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓直後と翌日に試飲しました。
すこし濁った淡いルビー色。
抜栓直後は硫黄やほんのり獣のような還元香がありましたが、翌日はさほど気になりませんでした。香りは控えめで潮やプラムやスモモゼリーなど、果実感がサラッとしたさっぱりめの香り。
口当たりやわらかく、果実味と心地よい酸味のバランスがとれた味わいで、余韻に素朴なタンニンが口内を引きしめます。
軽やかでチャーミングなワインなので昼から単独でも楽しめちゃいます!このワインはスタッフ内でも高評価☆彡