濃厚な果実の香りが特徴的で、シュナンブランの様な洋梨やドライアプリコットと言った濃厚で膨らみのある蜜を感じるフルーツの香り。
徐々にレモンピールやジンジャーの香りが湧き出て、複合的で複雑なニュアンスが溢れ出てきます。
シッカリした酸と石灰質由来の太いミネラルがある為、ギュッと詰まった濃厚な果実がありつつも、芯のある体躯の良いワインに仕上がっており、酸を感じつつも丸みのある親しみやすいワインになっています。
相性の良い料理として、カレーの様な濃厚で、通常のワインでは負けてしまうような料理とも良い相性を得ることが出来ます
2016年からネゴシアンとしてワイン造りをスタートさせたのが、「Le Quai a Raisins (ル・ケ・ア・レザン)」のロバンとイモージェンの若いカップルです。
職人的なワイン生産者であり続けたいと願う二人は、ビオディナミで栽培される7ヘクタールの自社畑とフランス各地にある7人のビオ栽培を行う生産者 (ボジョレー、コート デュ ローヌ、ラングドック、ルーション) からブドウを購入し、テロワールを最大限に表現したワイン造りを行うため、ビオディナミ栽培である事、手摘みで収穫される事、天然酵母で発酵させる事、サンスフルである事を重要視してワイン造りを行っています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ラングドック
[タイプ]白・辛口
[品種シャルドネ100%(ボジョレー産買い葡萄)
[土壌]石灰岩の岩盤の上に拡がる石灰質土壌
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]ダイレクトプレスの後、マストが落ち着いた後に天然酵母で発酵。15か月間フレンチオークの古樽で熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ラングドック
[設立]2016年
[栽培方法]ビオディナミ
[所有畑]7ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2023.11月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
程よい果実味と酸味の南仏シャルドネ!
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓当日と3日後日に試飲しました。
輝きのある透明感のあるイエロー。
少し熟れた花梨やパインと、ほんのり樽の香りが広がります。
口に含むと、甘さ控えめの甘夏やパインのような果実味と、心地よい酸味が爽やかで余韻にほろ苦さが残ります。3日後にも試飲しましたが安定した綺麗な味わい。
親しみやすい果実味と酸味&ミネラル感もあるバランスのよい白ワインです。
焼き鳥塩やシーフードグラタン、いろいろな食事と合わせたい万能選手!
