秋の夕焼けのような濁りのあるオレンジがかったロゼ色の外観。
梅の花やザクロ、イチジク、火を通したバナナの香りも奥に感じられる香り。
味わいは正に梅昆布茶の出汁系、旨味系の味わいで、キュっと引き締まった酸は梅干しに近いものを感じる。
時間と共に、旨味も加わり、梅鰹系のジワっと滲み出す薄旨なワイン。またコケモモの様なチャーミングな一面も。
アルコール度数も程よく、飲み疲れする事が無い、癒し系の1本です。
ラングドック地方に居を構えるドメーヌ・レスカルポレット(名詞のエスカルポレットは古いフランス語でブランコの意味) は、生き様がピュアに表現されたワインを造る魅力溢れる生産者。
若く心優しいイヴォ・フェレイラの人柄がワインの味わいからダイレクトに感じられます。
ドメーヌ・レスカルポレットのもうひとつの魅力が、美しいエチケットデザインです。
彼の友人の母が書家で、彼女がプレゼントしてくれたデザインです。
ドメーヌ名のレスカルポレット (=ブランコ) が描かれたものと、ブドウの樹を抽象化したものが描かれています。 (インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ラングドック モンペイルー村
[タイプ]赤・辛口
[品種]グルナッシュ ブラン25%、シャルドネ25%、グルナッシュ ノワール50%
[アルコール度数]12%
[土壌]粘土石灰質土壌
[醸造について]除梗し、極短いマセラシオンを行う。ファイバータンク50%、古樽50%で各々熟成させ、ノンフィルターで瓶詰
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ラングドック モンペイルー村
[設立]2009年
[栽培]有機栽培
2015年6月 レスカルポレットを訪問しました。詳細はblogにてご覧いただけます。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。