このワインのコンセプトはウイヤージュをせず、また澱を捨てずにソレラシステムのように毎年足しながら酸化に強い長熟なワインに仕上げること。
色合いは透明感のある淡い麦わら色。グレープフルーツ、クエッチ、白い花、タールの香り。ワインはフレッシュかつほのかにクリスピーで柑橘系のシャープな酸と心地よい苦みがあり、チョーキーで滋味深いミネラルの旨味が余韻につれてせり上がる!
ワイン名は、リースリングの頭文字を取ってR(エール)と名付けました。
買いブドウは、アルザスのビオブドウ栽培者グップから。
温故知新の精神から生まれる自由なワイン
ドメーヌ・ラ・ボエムはフランス中南部・オーヴェルニュ地方、元コンピューター技師のパトリック・ブージュ氏が2004年に立ち上げたドメーヌです。ピエール・ボージェからワインを学んだ彼のモットーは形式に拘らず、古き良き伝統を守りつつ、常に新しいことにチャレンジすることだそう。確かにワインもピエール・ボージェに通じる自由さがあります。(インポーター資料より)■ワイン情報
[産地]フランス オーヴェルニュ地方
[タイプ]白・辛口
[品種]リースリング100%(樹齢50~70年)
[土壌]青石の混ざった石灰質・粘土質
[アルコール度数]12%
[醸造について]自然酵母で1年間醗酵。38hLのフードル(大樽)で20か月(満杯にせず酸化熟成)熟成。 SO2(亜硫酸塩)無添加 ノンフィルター
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス オーヴェルニュ地方
[設立]2004年
[生産者]パトリック・ブージュ
[栽培方法]ビオロジック
[畑面積]7.5ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。