鮮やかなルビーレッド。赤い花のアロマに、グリオットやフランボワーズのチャーミングな赤い果実、ほんのりとバナナのような優しい香り。山椒やシナモンのような緻密なスパイス感もあります。
まとまりがあり、とてもまろやかな口当たりでオレンジピールのような清々しい余韻が広がります。
ポカポカ陽気の中、少し冷やした温度帯でグビグビと飲みたくなる軽やかな赤ワイン!
フルーリーより南、ブルイィにある若手の中でも一目置かれる存在のレミ・デュフェイトル。
ラパリュで修業し、ラピエールとも並ぶボージョレーのビッグ4の一人、ジャン・フォワイヤールにも師事。
自身のドメーヌは2010年からとまだ新しい生産者ながら、ラパリュの古木のガメイも譲り受けるほど、先輩後輩問わず周りの生産者から厚く信頼されています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ボージョレ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ100%(平均樹齢50年)
[土壌]花崗岩質
[アルコール度数]12.5%
[醸造]コンクリートタンクにて全房のまま3週間と4日間のマセラシオン・カルボニックにて発酵・熟成
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ボージョレ
[設立年]2010年
[所有畑]13ha
[栽培方法]ビオロジック栽培
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2021.1月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
ヌーヴォーよりヌーヴォーらしいフレッシュさ全開ワイン!
【ティスティングメモより】
【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白
【苦手】飲み疲れするような重いワイン
抜栓直後に試飲しました。
透き通ったルビー色。フレッシュな苺やフランボワーズなどの赤系ベリーの明るい香りが立ち昇ります。こ、これは!!まさに毎年11月に嗅ぐ香り。まるでボージョレ・ヌーヴォーのようなフレッシュさ。
味わいも、香りを裏切らない苺のような果実味が前面に出ています。フレッシュな酸と軽やかな果実感のバランスが良く、とてもチャーミングで透明感のある液体です。軽く冷やして飲んでもOK!
スルスルと飲み進んであっという間に1本空いてしまいそうです。
昨年の11月に飲んだレミ・デュフェイトルのボージョレ・ヌーヴォーもエレガントで綺麗な造りでとても美味しかったのですが、フレッシュ感は今回の方が上でヌーヴォーよりもヌーヴォーらしいと思いました。
それにしても、彼のワインはいつも、彼のやんちゃな見た目(今回のエチケットはレミ自身)からは想像ができないようなピュアでチャーミングでエレガントなワインです。

【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後すぐに試飲しました。
…インパクトのあるエチケット!
ピンクのロゴに水色の背景、サングラスをかけた生産者の姿、目立ちます!!
外観は透明感のある、少し濃いめのルビー色。開口一番に、"これはヌーヴォーだぁ"と呟いてしまった。瞬時に去年の11月第3木曜日に舞い戻ったかのような、不思議な感覚になりました。
苺、赤いベリーのピューレ、キャンディなどのガメイ種定番の香り。
味わいはフレッシュな果実味に酸味、渋みはさほど感じません。シンプルで親しみやすい、バランスの良い軽めの赤ワインです。
豚ロースの丸焼き、プルーンを使ったソースをかけて。
デザートは、いろいろなベリーとチーズ2種クラッカーを添えて。
ブリアサバラン(仏、牛、フレッシュ)、カンタル(仏、牛、セミハード)◎

【好き】 辛口・甘口問わず、綺麗な酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン
抜栓2日後すぐに試飲しました。
色調は透明感のあるルビー色。香りをかいだ瞬間、まず最初にフレッシュ!と思わず言いたくなりました。赤い果実の香りが軽やかに広がり、とてもチャーミングなガメイらしい印象です。
口にふくむと果実感とともに程よい酸が感じられますが、みずみずしく口当たりも滑らかです。
お好みもありますが、赤でも少し温度を低めに楽しんでも、味わいのバランスが崩れることもなく、後味に渋味も残りません。つい飲み進んでしまいそうです。
軽めの赤ワインですので、クセのない鶏レバーパテや白菜と豚肉の蒸し煮など、気軽におつまみや普段の食事と合わせたくなりました!