同一年のシャルドネが確保出来なかったためヴィンテージブレンド。
非常に複雑な味わいのワインです。クルミやセロリと同様にヴァニラの香り。余韻までスムーズに広がります。キノコ、特にモリーユ茸のクリーム煮やカレースパイスを用いた料理、チーズなどと相性が良いです。
グラスから立ち上がる、完熟マーマレードのような濃密な香り。そこに時間差で、ヴァン・ジョーヌを思わせるフロール香が静かに重なります。
口に含むと、まずシェリーやフィノを連想させるニュアンスが鼻腔をくすぐりますが、ヴァン・ジョーヌほど重たくは残らず、風味がほどけるにつれて内側に秘めた果実味がゆっくりと現れます。
真っすぐな酸が全体の軸を支え、単一年であればより厚みとして現れるシャルドネの果実が、透明なフィルムを重ねたように繊細に広がる、イレギュラーな仕上がりです。
酸化熟成由来の安定感があり、抜栓後も味わいが崩れにくく、長く楽しめるのも魅力です。
17歳からアルボワ各地の生産者の元で栽培、醸造を学びジュラの名匠ステファン・ティソの右腕としてティソのネゴシアンで10年間勤務したジェローム・アルヌーは、その20年を越える経験値の高さと手腕を認められ、ジュラの真の醸造家“ジュラの化身”と称されています。
"Jrome Arnoux ジェローム・アルヌー"
栽培・醸造責任者である自身の名前を冠した“ジェローム・アルヌー”シリーズ。
ジェローム・アルヌーはブドウ畑を所有しており、その畑のブドウを「ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ」が買い取る形でワインを造っています。

≪全力を、尽くす。≫
『私は独学でワインを学び、幼い頃からヴィニュロンのもとで経験を重ねてきました。
農業工学を学ぶも現場に惹かれ、ステファンのもとで10年、さらにシャトー・ド・シャヴァンヌで7年の修業を積み、ワインに深くのめり込みました。
その後ネゴシアン業にも携わり、2014年には彼の所有地を引き継ぎました。
困難なヴィンテージを経て、自らのスタイルを確立し、化学的介入を避け、無濾過でキュヴェごとに表現の異なるワインを造っています。』
「ワインの品質の80%は畑で決まります。
妻エロイーズの支えのもと、ジュラの美しいテロワールを尊重しながら、その年らしさを映すワインを育てています。
私たち自身が楽しみながら造るワインを、皆様にも楽しんでいただければ幸いです。」
(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]フランス ジュラ
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ80%、サヴァニャン20%
[土壌]トリアス紀の粘土質土壌50%、バジョシアン紀の石灰質土壌50%
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]除梗して12時間デブルバージュ。空圧式で圧搾。野性酵母を使用して発酵。
サヴァニャンは補酒せず。小樽でフロール(産膜酵母)熟成。シャルドネはフードルと呼ばれる大樽で2年熟成。瓶詰め前にアッサンブラージュ。清澄は行わない。軽くフィルターして瓶詰。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ジュラ
[設立年]1997年
[生産者]ジェローム・アルヌー
[栽培方法]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



