色合いは透明感のある淡いレモンイエロー。梨、リンゴ、ニワトコの花、クルミの香り。ワインはふくよかかつスパイシーでボリュームがあり、透明感のあるまったりと凝縮した滑らかなエキスが横に広がる!(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール トゥーレーヌ
[タイプ]白・辛口
[品種]シュナン・ブラン60%、ムニュ・ピノ30%、ソーヴィニョンブラン10%(平均樹齢45年)(買いブドウ)
[アルコール度数]12.81%
[土壌]粘土質・石灰質、シレックス
[醸造について]自然酵母で2か月発酵、50%古樽(内5%は新樽400L)、
50%ファイバータンクで6か月熟成。フィルターあり
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ロワール トゥーレーヌ
[創業年]1999年にネゴシアン「ティエリ・ピュズラ」を起ち上げ、2009年からはピエール=オリヴィエ・ボノームと共同経営になり、「ピュズラ・ボノーム」に社名変更。2014年よりピエール=オリヴィエ・ボノームが100%経営を引き継ぐ。
[所有畑]7ha
[栽培]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※過去のヴィンテージのコメントになります。
2021.1月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
今の季節にピッタリの白ワイン!
【ティスティングメモより】
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓翌日に試飲しました。
輝きのある少しグリーンがかったイエロー。
室温にしばらく置いていたので、香りは開いている。黄色い果物、花梨、リンゴの蜜、ヨード、鉱物的な雰囲気も。
2019年のこのワインは主要品種が異なります。いつもはソーヴィニヨンブラン主体。(2018年はムニュピノも入っていました。)今年はシュナンブラン50%とムニュピノ50%です。
味わいはフルーツのボリュームが程よくあり、酸味は穏やかでバランス◎。香りの印象よりも、甘やかに感じました。
マイルドな味わいなので、お料理も少しコクのある白い…。シーフードを使ったホワイトシチューや、鱈のチーズをのせたホイル焼き。
冬、今の食卓に並ぶ家庭料理に寄り添ってくれるロワールのデイリー白ワインです。

【好き】 辛口・甘口問わず、綺麗な酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン
抜栓後すぐと5日目に試飲しました。
色調はライトイエロー。2019年はいつもと異なる品種、シュナン・ブランが使用されているということで、香りの印象もだいぶ違っていました。
カリンや黄桃ような果実感のあるフルーツが感じられて、口に含むと、いつものヴァンキュのイメージよりボリュームもしっかりとあり、少し高めのアルコール感とふくらみのある味わいです。
5日目に試飲した際も、最初の印象とあまり変わらず、全体のバランスも崩れることなく、それに加えて程よい酸と少しミネラル感が出てきて、それが良いアクセントとなり、後味も重たくなり過ぎていません。
この季節に、ほっこりと楽しめそうな白ワインで、鶏肉とキノコのキッシュや白菜と鮭のホワイトシチューなどの料理と合わせてみたくなりました!