マチアスとカミーユが10年掛けて造り上げてきた森林農法によるぶどう畑で、2人の夢が遂に現実となった記念すべきワインです。
ぶどうの木は1haあたり1万本という密植で、支柱に支えられパリッサージュされてない。ぶどうの畝の間には果樹が多数植えられ、ぶどうの樹と果樹が共存しながら育っている。
僅かに緑掛かった淡いイエローの輝きある色調。シュナンらしい優しい洋ナシの風味、スーとするウイキョウの様なハーブの香り、バニラやはしばみなど、淑女のようにエレガントで多様な香りが次々と感じられる。まろみある口当たりで、柑橘の酸と優しいミネラル感あり、とてつもなく永い余韻。
特筆すべきは抜栓17日後再び試しましたが、衰えるところがなく素晴らしい味わいが継続している事。
ベルジュラック南部に2008年設立されたこのシャトーは、若いカップル、カミーユ&マチアス・マルゲによって運営される自然派生産者です。13haの畑は雑木林や生け垣、池など多様な生態系に囲まれた環境にあり、複合農業が実践されています。野生的な植物相の中で、その年ごとの自然に即した栽培が行われています。
ワイン造りの知識と経験を持つ彼らは「ネオ・ヴィニュロン(新世代の栽培家)」と称され、従来の手法にとらわれず、テロワールを深く理解しながら柔軟に栽培・醸造を行っています。「生きているワイン」と「健全な食」を信条とし、完成したワインは生き生きとした味わいが特徴です。SO2は基本的に無添加ですが、必要に応じて最小限使用します。
2018年にはネゴシアン「オー・レ・ミュール(HLM)」を設立しました。自社畑は7haに縮小し、若手栽培家に畑を委ねる新体制へ移行しています。HLMでは若手が育てたぶどうや厳選した買いぶどうを使用し、すべて有機栽培のもと、醸造は引き続きマチアス&カミーユが担当しています。さらなる品質向上と進化が期待されています。(インポーター資料要約)
※このワインには蝋封が使用されています。ワインオープナーのスクリューを直接差し込み、引き上げるとスムーズです。
■ワイン情報
[産地]フランス・南西地方ベルジュラック
[タイプ]白・辛口
[品種]ソーヴィニヨン・ブラン、メルロ・ブラン、シュナン・ブラン、プチ・マンサン
[土壌]粘土石灰質土壌
[アルコール度数]13%
[醸造]収穫したぶどうは10日間低温浸漬し、ゆっくりと圧搾。1年バリックにて熟成後アンフォラで更に1年熟成し、SO2極僅か(10mg/L未満)加え瓶詰め。
■ドメーヌ情報
[設立年]2008年
[生産者]マチアス・マルゲ
[栽培方法]ビオディナミの考え方を取り入れた自然な栽培方法
[所有畑]7ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



