この区画の個性がしっかりと表現できた年にのみリリースされるスペシャルキュヴェ。
毎年リリースしないこともあって、通常のサン ジョセフのエチケットを貼り、ボトル上に直接ペンでキュヴェ名を書き込んでいます。
実は、ルネ=ジャン ダール氏は15歳の時に父親を亡くし、自宅の裏に残されたこのレ シャンの畑を受け継いで、ワイン造りを始めました。父親達が飲んでいたようなワインを自分でも造ろうと右も左もわからないまま始めたワイン造り、その原点がここにあります。以下、ルネ=ジャン ダール氏の解説です。
「レ シャンの畑は僕の家の真裏のアクセスが大変な急な丘(傾斜45度?立っているだけでも困難)にある。土壌は小石の多い花崗岩質砂質でエルミタージュと同じタイプの土壌だけれども深さは浅め。
ぶどうの木は僕のお父さんが植えて、その木があったから僕はヴィニュロンになった。お父さんが死んだ時、僕は初めて1人で、『この畑のブドウ』でワインを造った。そしてその後にフランソワ リボと一緒に造るようになる。だからこのぶどうの木は僕の心の中で最も大きな位置を占めている。僕は丘のこの部分にとっても思い入れがあるんだ。
この区画からはいつも非常に典型的なワインができる。赤ワインはタンニンが目立ってとても力強いながら、同時にフェミナンさも残っている。瓶詰め直後は味わうのに少し難しいワインだけど、そのうちに開いてとても美しくなる。」

造りたいのは「美味しい」ワイン、「飲みやすい」ワイン
北ローヌを代表する自然派生産者ダー・エ・リボは、ルネ・ジャン・ダールとフランソワ・リボの二人によって運営されるドメーヌ。権威やメディアを避けつつも、そのワインは高く評価され、多くのファンを魅了しています。シラーの繊細な美しさと、エルミタージュやサン・ジョセフのテロワールを追求する中で、自然な栽培と醸造にたどり着きました。「自然派」という枠にとらわれず、「美味しいワイン」を目指す姿勢が根底にあります。
除草剤や化学肥料を使わない栽培、自然酵母発酵、無清澄・無ろ過、亜硫酸の原則不使用など、介入を極力避ける造りで、ブドウの純粋さを表現。最近のヴィンテージは、なめらかで優しい果実味と上品なエレガンスを持ち、過度な熟成を前提としない、素直で繊細な味わいが特徴です。
(インポーター資料要約)
2015年6月ダール・エ・リボを訪問しました。詳細はblogよりご覧いただけます。
■ワイン情報
[産地]フランス・ローヌ地方サンジョセフ
[タイプ]赤・辛口
[品種]シラー
[土壌]石の多い花崗岩質砂質
[アルコール度数]12%
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・ローヌ地方
[生産者]ルネ・ジャン・ダール、フランソワ・リボ
[栽培方法]除草剤・化学肥料を用いない自然な方法
[醸造について]SO2は必要な時のみ極少量添加
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



