レスティニャックのあるシグレス村に所在する”クロ・デ・テラス”を’23年引き継いだイゴール・コナン氏のぶどう。【HLMネゴスもの】若手醸造家を育てるマチアス&カミーユのプロジェクトによるワイン。
’24ヴィンテージは春先に少々霜に見舞われ、涼しい春と夏だったことにより、じっくりとぶどうの樹は成熟しました。南西〜北西向きの小さな谷間に位置する区画ごとに熟度が異なる畑。
やや紫掛かった淡いルビーの色調。桃や山桃の優しさを感じる赤果実風味。流れるような口当たりで、桃の果汁がしたたり落ちるような味わい。軽やかでバランスが取れ、風味に富んでいます。
ベルジュラック南部に2008年設立されたこのシャトーは、若いカップル、カミーユ&マチアス・マルゲによって運営される自然派生産者です。13haの畑は雑木林や生け垣、池など多様な生態系に囲まれた環境にあり、複合農業が実践されています。野生的な植物相の中で、その年ごとの自然に即した栽培が行われています。
ワイン造りの知識と経験を持つ彼らは「ネオ・ヴィニュロン(新世代の栽培家)」と称され、従来の手法にとらわれず、テロワールを深く理解しながら柔軟に栽培・醸造を行っています。「生きているワイン」と「健全な食」を信条とし、完成したワインは生き生きとした味わいが特徴です。SO2は基本的に無添加ですが、必要に応じて最小限使用します。
2018年にはネゴシアン「オー・レ・ミュール(HLM)」を設立しました。自社畑は7haに縮小し、若手栽培家に畑を委ねる新体制へ移行しています。HLMでは若手が育てたぶどうや厳選した買いぶどうを使用し、すべて有機栽培のもと、醸造は引き続きマチアス&カミーユが担当しています。さらなる品質向上と進化が期待されています。(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]フランス・南西地方ベルジュラック
[タイプ]赤・辛口
[品種]カベルネフラン、マルベック、ソーヴィニョンブラン、ミュスカデル(買いぶどう)
[土壌]粘土石灰土壌
[アルコール度数]13%
[醸造]すべての品種は同じ日に収穫され混醸、除梗したぶどうを5日間醸し圧搾、4か月セメントタンクで熟成後、ノンフィルター、SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[設立年]2008年
[生産者]マチアス・マルゲ
[栽培方法]ビオディナミの考え方を取り入れた自然な栽培方法
[所有畑]7ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



