2024年は青デラの比率が高くなりました。青デラといってもカリカリに酸っぱいデラウェアではなく少し早摘みのデラウェアくらいなので酸っぱすぎず、全体を少しシャープにしてくれています。
そしてファンピーシリーズの味わいのキモとも言えるのが、ラブルスカとヴィニフェラのアッサンブラージュ。
食用ぶどうに極少量のヴィニフェラを加えることで華やかでありながらもしっかりとワインの余韻が続きます。今年もたった6%のソーヴィニヨンブランが加わったことでファンピーらしい仕上がりになりました。
グレープフルーツ、ライム、りんご、アーモンドなどの香りと白ぶどうの豊かな果実味、穏やかな酸味と青りんごの香りをまとった余韻が伸びやかに広がります。
抜栓1週間後でも味わいが落ちることはなく安定しています。
酸味と果実味のバランスが良いのが今年の特徴。ジューシーな飲み口が心地よく、ファンピーらしいストレスのないガブガブ飲める仕上がりになりました。しっかり冷やして屋外の気持ちよい広場やテラスでお飲みください。
食用ぶどうの可能性を探求すること、そして楽しくてハッピーな味わいを目指しているのがファンピーで、ワイン名の“ファンピー”とは“Fun wine make you happy!!”を縮めた造語です。(ワイナリー資料より)
※このワインにはスクリューキャップが使用されています。
■ワイン情報
[産地]新潟県新潟市
[タイプ]白・辛口
[品種]デラウェア、ナイアガラをベースに少量の甲州、ソーヴィニヨン・ブラン
[アルコール度数]11%
■ワイナリー情報
[所在地]新潟県新潟市西蒲区角田浜
[設立年]1992年
[栽培・醸造責任者] 掛川史人
[所有畑]自社畑8ha、契約畑約5ha
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2023.7月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
冷やしてグビグビ!
【ティスティングメモより】
【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓3日後に飲みました。
うすいレモンイエロー。
華やかでしっとりとした甘い香りです。若いパイナップル、マンゴーのトロピカルな香りにウキウキしてしまいます。
口に含むと甘い香りが口の中にふわっと広がりますが、味わいはドライです。軽快という言葉がぴったりな感じ。
グレープフルーツジュースのような程よく優しい酸味が、口中をすきっと爽快にさせてくれるワインです。
軽いおつまみでグビグビいっちゃいたいです。
