落ち着いた色調の澄んだ紫がかったラズベリーレッドの外観。 タイムなどハーブや薬草の香りを最初に感じ、 徐々にいちごやブルーベリーのジャムの様な香りが広がります。
紅玉のアップルフィリングの様なきれいで伸びやかな果実感、 徐々にフレッシュないちごを使用したストロベリーティーの様な旨味を伴った味わいを感じて、タンニンは繊細で、スムースな飲み心地です。
豊かな果実味と程よい酸のバランスが素晴らしく、ラピエール家の底力を感じられる1本です。
通常この区画はレザン ゴーロワの為に使用されていますが、瓶詰されなかった2021年レザン ゴーロワの代わりとしてリリースされましたが、マチュー、カミーユ兄妹が想像以上の出来に納得し、今年もリリースされることになりました。なお、レザンゴーロワと違い、春に瓶詰めされました。
フランス自然派ワインの父、マルセル・ラピエール。
彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボージョレをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。
その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボージョレの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、マルセルの長男マチュー・ラピエール。
2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、周囲の心配をよそにラピエール家のワインを大幅に進化させました。そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル・ラピエールのワインのようだとか。現在はマチューとカミーユの兄妹がワイン造りをしています。
栽培においては、その土地の個性を十分に活かす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いず、健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。
この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボージョレにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えますが、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。
収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。
瓶詰めは原則ノンフィルターで行われ、顧客の要望に合わせて亜硫酸の添加をしたり、しなかったりします。(インポーター資料より)
※このワインには蝋封が使用されています。ワインオープナーのスクリュー部分を直接差し込み、引き上げるとスムーズに開けられます。
■ワイン情報
[産地]フランス・ボージョレ地方モルゴン村
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ(平均樹齢70年)
[土壌]花崗岩
[アルコール度数]13%
[醸造について]10~21日間のセミマセラシオンカルボニック、約6か月間タンクで熟成。SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・ボージョレ・モルゴン
[収穫]完全な手作業
[栽培方法]1981年からビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2023.10月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
秋の夜長に秋の味覚と!
【ティスティングメモより】
【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓2日後に飲みました。
明るめのパープルレッド。
落ち着いた深みのある香りです。凝縮したラズベリーにカシス。少し木質のニュアンスがハーブのようなスッとした感じにつながっています。
味わいは、少し煮詰めたような感じの果実のエキス感がボディに安定感を与えていて、それでいてきれいな酸味が十分に存在するので全体のバランスがとてもいいですね。軽めできめの細かいタンニンが飲み手に後を引かせる優れたワインです。
いつもいつも安定した味わいを届けて頂けるマルセル・ラピエールには感謝いっぱいです。
秋の味覚きのこのお料理やお魚ならアクアパッツア(トマト多めで)なんかがいいですね。




